渓流手帖

赤倉沢

秋田県

役内川の最源流、虎毛山の北面を流れる沢。虎毛山の登山道は赤倉沢に沿ってしばらく行ってから尾根に取り付くので、登山者にとってはなじみの深い沢になる。下山口には赤倉橋があり、その近くの林道ゲートが車を置く場所になる。沢をそのまま詰めれば虎毛山に登れるが、最初の15メートル滝が巻けないので、直登できないと敗退することになる。堰堤を越えたところにその滝が架かる。長くこの山域に通った書き手は、赤倉沢にはもう一つトリックがあって水線を入れ間違えると延々と藪漕ぎをするはめになる、上部で登山道に最接近したところで沢を離れるのがポイントで、記録によってこの沢の評価が分かれるのはそのせいだ、と書いている。地元の書き手は役内川の枝沢を並べるときにダゴ沢とセットでこの沢を挙げていて、釣りの対象としても見られている。虎毛山という名前は宮城県側からも使われるので、記録を探すときは役内川水系や秋ノ宮と一緒に検索したほうが確実になる。秋田県の第五種共同漁業権は、他県のように支流及び小支流という包括的な書き方をせず、漁場の区域を1本ずつ名指しで並べる。内共第1号は79の区間を並べていて、名指しに出てこない川はそのまま漁業権の外になる。条文は役内川の源流としてツブレ沢を名指ししているが、この沢は出てこない。この川は秋田県の内水面漁場計画のどの免許にも漁場の区域として名前が出てこない。第五種共同漁業権の設定がない区間になるので遊漁券は要らない。ただし秋田県漁業調整規則の全県一律の規定は効く。イワナは15センチ以下が周年禁止で、15センチを超えるものも9月21日から翌年3月20日まで禁止。ヤマメは15センチ以下が周年禁止、15センチ超が9月1日から翌年3月20日まで禁止。サクラマスは1月1日から3月31日と9月1日から10月31日が禁止になる。漁協の管理する川が4月1日解禁なのに対して、漁業権のない川は県規則の3月21日から竿を出せるのがこの区間の性格になる。サケは水産資源保護法で全国どこでも周年禁止で、遡上する川であっても釣ってよいことにはならない。

この川をシェア:𝕏 でシェアLINEで送る

釣行記1

  • 虎毛山塊と禿岳東面の沢|JA7RHK
    note(ノート)

動画1

この川の釣りに使う道具広告

渓流釣りの定番と、この川で多い釣り方に合わせた道具です。

※ 上記のリンクは広告(アフィリエイト)を含みます。購入により当サイトが紹介料を受け取ることがあります。