
布施川
富山県
僧ヶ岳の仏ヶ平と烏帽子山の北西面に源を発し、黒部市の東布施から魚津市との境を流れて、富山湾の手前およそ1キロで片貝川に合わさる流程20キロほどの川。もともとは独立して海に注いでいた川で、十四世紀の大洪水で流路が東へ動いた片貝川と合わさって今の形になった。中流に布施川ダムがあり、洪水調節と消雪用水に使われている。流域の東布施地区は布施谷と呼ばれ、谷に沿って集落が並ぶ。 隣り合う片貝川とは地質がまったく違うのがこの川の面白いところで、片貝川が白い花崗岩の川であるのに対して、布施川は黒っぽい石が多く、川虫が豊富である。遡行した人は川原の花崗岩がピンク色の長石を含むことや、川床の石が酸化鉄由来と思われる赤い斑の模様になっていることを書き残している。水が冷たく水量が安定しているので、湧水に支えられた谷ではないかとも言われる。 釣り場としては、下流域は平坦な川で、田籾川の出合から上流で落差のある渓相に変わる。田籾川の出合までは主にヤマメで、小さな川ながら早い時期には尺物も上がる。上流はヤマメとイワナが混じる。竿は本流で4.5メートル、支流で3.6メートルあれば足りる。餌は川虫でもミミズでも食いがよく、擦れていない川だと書かれてきた。片貝川の大きさに比べると地味な川で、地元の人以外にはあまり意識されていない。 上流の鼻の滝から入ると、すぐにゴルジュ帯になる。流れは激しく見えるが水深は浅い。堰堤が多いのがこの水系の難点で、人が通ることを想定していない作りのものがあり、巻きに難儀する。支流の小杉谷は小滝が連続する短い谷で、本流のゴルジュと合わせて半日で歩ける。 遊漁券を納める区間は、本流の上部にある堰堤までで、そこから上と布施川ダムのまわりは扱いが違う。出かける前に最新の案内で確かめておきたい。 名前の注意。布施川は長野県の千曲川水系にも同じ名前の川がある。山口県の田布施川や佐賀県の多布施川も検索に混ざるので、黒部市や東布施、布施谷といった地名を足して探すとよい。
支流・沢1
釣行記13


- 布施川本流(鼻の滝から僧ヶ岳へ)
富山起点!楽しい山登り


- 布施川 小杉谷
富山起点!楽しい山登り


布施川流域 田籾川 - toyama-rouzan's blogtoyama-rouzan's blog
支流の釣行記4
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