
八方沢
山形県
馬見ヶ崎川の上流部で蔵王ダムに注ぐ沢。日本100名谷に数えられる渓で、蔵王ダムの駐車場からゲートを越えて林道を歩き、10分ほどで葉ノ木沢を渡る橋、20分ほどで八方沢の堰堤に着く。遡行の記録では入渓点まで足早に30分だった。入渓してすぐ北雁戸沢が出合い、両岸が狭まると高い壁と崩壊跡が現れ、左岸の壁からは60メートルほどの大滝が二本落ちている。少し進むと5メートルのF1があり、釜が大きく深いので基本は泳いで取り付く。その先に8メートルのF2、さらに上流には落差100メートル級と見られる大滝がかかる。名号沢が出合うあたりまでが一日の行程になる。釣りの評価は厳しい。透明度が抜群のため、イワナから釣り人の姿が丸見えになってあまり釣れない沢として知られる。それでも堰堤下のプールで40センチから50センチを見た、釣ったという話は絶えず、林道が本流を跨ぐ地点から上流で25センチから30センチが数匹という見込みになる。核心部の淵は直径10メートルから15メートル、深さ2メートルから4メートルで3メートルの滝を伴い、そこを越えると左から高い滝が落ち込むさらに大きな淵に出る。本流の滝はオーバーハングしていて泳いでも登れず、両岸は50メートル以上の切り立った崖で高巻きもできない。上流へ回り込むには蔵王への登山道から藪を漕いで降りることになり、登山道を45分、藪漕ぎを45分という記録がある。ダム駐車場から大滝までは1時間30分から40分で、沢に入らずに行くことはできない。2000年8月には行方不明になった登山者が蔵王ダムの上流1.8キロ地点で発見される事故も起きている。渓流会の源流釣行も、里川の大物釣りから源流へ移った書き手が担ぎ上げの一泊で入っており、ウェーダーで楽に遡行できるのはF1までとしている。単独で入る沢ではない。この水系には第五種共同漁業権が設定されていないので遊漁料を納める先が無いが、漁業権が無いことは何をしてもよいという意味ではない。山形県漁業調整規則と水産資源保護法は県内のすべての河川に及ぶ。さけは周年採捕禁止で、増殖のために知事の許可を受けた場合だけが例外になる。海から戻ったサクラマスは9月1日から2月末日までが禁止で、裏を返すと3月1日から8月31日まで。ヤマメとイワナ、ヒメマスは10月1日から翌年3月31日までが禁止で、釣れるのは4月1日から9月30日まで。アユは11月1日から6月30日までが禁止になる。全長制限はヤマメ、イワナ、ニジマス、ヒメマスが15センチ以下、ウナギが30センチ以下で、サクラマス、ヤマメ、イワナ、ニジマス、サケ、カジカの卵を採ることも禁じられている。爆発物や有毒物を使う漁法、水中に電流を通じる漁法、板押、瀬干、すがぜめ、火光を利用する漁法なども県の規則で禁止されている。
釣行記9
山形県 蔵王馬見ケ崎川の岩魚と山女魚が釣れる渓流のご紹介岩魚と山女魚が釣れるHome Page
山形蔵王 馬見ヶ崎川・八方沢ミノルのクライミング日記

2006年8月5,6日 蔵王連峰 八方沢その空の下で
馬見ヶ崎川エトセトラ 上流・下流・蔵王ダム・不動沢日本マイコンセンター山形
蔵王 八方沢 滝日本マイコンセンター山形

八方沢日本マイコンセンター山形
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