渓流手帖

払川

新潟県

柏崎市大字野田を流れて田屋川に合流する小渓流。二級河川の指定区間は2,500メートルで、上流端は田屋字南ノ平地内の村道橋。国道353号から県道25号に入るとたどり着く。 下流域は護岸で固められているが、集落近くになるとかなりの深場がある。農道に架かる菅田橋(すげたばし)の下がこの川でおそらく最大の大場所で、ここで33センチのイワナが出ている。みごとな胴周りと小さめの頭部で、餌の豊富な渓流であることをうかがわせる魚体だった。足場がよくないので一段下に降り、3Bのガン玉ふたつ付けでようやく底波に入る深さがある。少し上のポイントでは25センチの赤いイワナ、いわゆるヒライワナらしき個体も釣れている。 民家の建ち並ぶ区間は釣れない。さらに上流に入ると流れは渓流らしくなり、細いながらポイントは多いが釣れなくなる。護岸された下流域のほうが釣れるという、逆転した川である。上流域で唯一の良型は木の枝のあいだから仕掛けを垂らして釣った25センチだった。道路が横断する地点から先は砂防堰堤の連続で、そこから上には入っていない。 仕掛けは2メートルと1.5メートルを使い分ける。春先なら木枝はさほど邪魔にならず、ルートに危険な箇所もなく道路からも離れていないので、だれでも気楽に釣りができる。ザラ瀬でモンカゲロウ、孫太郎虫(ヘビトンボ)、ヒラタカゲロウが採れ、川虫の種類が豊富なので餌は手ぶらで行ってもよいくらいである。川沿いにはコゴミやキヨタキシダなどの山菜が目につく。 柏崎市内には同名の払川がもう1本ある。上輪の払川は国道8号の上輪大橋の下を流れて日本海に直接注ぐ小渓流で、どの水系にも属さず漁業権も設定されていない。「柏崎 払川」で出てくる釣行記の多くはそちらなので、鵜川水系の払川を探すときは野田や菅田橋、田屋川を足したほうがよい。

管轄漁協:柏崎刈羽内水面漁業協同組合

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釣行記1

釣り方:
  • 払川
    奥信越の渓
    エサ釣り

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