渓流手帖

片岸川

岩手県

岩手県釜石市の南部、唐丹町(とうにちょう)を流れて唐丹湾に注ぐ二級河川。釜石市甲子町との境にある鍋倉峠のまわりと、五葉山のすそ野の楢ノ木平に源を発し、鍋倉、落合、川目、片岸の集落を抜けて、三陸鉄道の唐丹駅のすぐわきで海に出る。県が管理する区間は河口から落合までの4kmほどと短いが、水量があり、流域に人家が少ないので水の透明度が高い。落合で西から合わさる山谷川(山谷沢)は本流より水が多いと言われ、巨岩が並んで小さな滝が続く荒々しい沢になっている。 ヤマメとイワナの川。イワナには海と行き来するアメマス型が混じり、2012年3月には地元の釣り人がルアーで35cmのアメマス系のイワナと小さなヤマメを釣っている。1999年から2001年にかけて行われた三陸沿岸の魚類調査では、河口でヤマメが採れ、海へ下る前に体が銀色に変わりはじめた若い魚も見つかった。春先は下流で水面の虫を食う魚が多く、2010年2月の下見では、河川改修を終えたばかりの区間でも要所でライズが確かめられ、上にも下にもトロ瀬と平瀬が続く侮れない川だと書かれている。2016年4月末には、三陸を3日かけて回ったルアーの釣り人が、吉浜川と合わせてこの川に入っている。2019年にはテレビの釣り番組が、この川と吉浜川、気仙川を舞台に、下流でも勾配のきつい三陸の川でのミノーの釣りを取り上げている。滝を訪ね歩く地元の書き手は、川沿いで渓流釣りの人を何人も見かけたこと、山谷川の滝壺でイワナが流れてくる虫を待つ姿が見えたことを書き残している。 上流には落差20mほど、2段に落ちる紅葉の滝(紅葉滝)がある。かつては川沿いの林道で誰でも行けたが、林道が放棄されて橋が落ち、下流側から車では入れなくなった。いまは落合橋のあたりから廃道を歩くか、甲子町から鍋倉峠を越えて上流側から下りる。滝壺まで下りるならロープがあると安心だという。紅葉の滝よりずっと下流にも穏やかな滝がひとつあり、そこまでは車で近づける。途中には、1980年代に行われたシカの駆除を弔う供養塔が立つ。 秋にはサケが上る川で、河口から数百mのところに、網で川を仕切ってサケを集める施設が設けられる。サケは川で釣ることができない。アユは放流に頼らず海から上がってくるもので、夏に竿を出す人がいる。2011年の津波は川をさかのぼって下流の集落と工場に大きな被害を出し、海から1.5kmほどの川辺の景色も失われた。 以前は地元の組合が隣の熊野川と合わせて釣りの券を出していて、古い案内には岩手県の共通の券が使えない川として名前が残っている。その後この組合は無くなり、いまは券を扱うところが無く、及ぶのは県の決まりだけになる。山谷川は釣りの記録が滝の書き手の数行しか見つからなかったので、個別のページを作っていない。 読み方は「かたぎしがわ」。同じ釜石市の鵜住居にも片岸町という地名があるが、この川とは別の場所である。

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釣行記6

釣り方:
  • 南三陸滝見隊 片岸川の滝
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  • 三陸の美しき渓流魚と遊ぶ ネイティブトラウトの世界(片岸川・吉浜川・気仙川)
    THEフィッシング(テレビ大阪)
    ルアー
  • 釣行記みたいなもの(三陸岩手)
    BANZAI Weblog
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  • 南三陸滝見隊 片岸川の滝
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  • 初ブログ(地元の片岸川でアメマス系イワナ)
    とある釣師の根魚釣行
    ルアー

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