渓流手帖

川尻川

岩手県

岩手県の北の端、洋野町種市を流れる二級河川。青森県境に近い荒巻や田毛の丘陵に源を発し、北東へおよそ10km流れて、平内の川尻漁港のわきで太平洋に注ぐ。上流には滝沢大滝と小さな神社があり、中流から下は田んぼと集落のあいだを抜ける里川になる。河口には津波に備えた高さ5mほどの堤防と大きな水門が立ち、そのすぐ上をJR八戸線の鉄橋と国道45号が渡る。県道の軽米種市線が川に沿っているので、軽米側からも海側からも車で入りやすい。 川幅は狭く、岩手県北の小さな川のひとつだが、海とつながったイワナの川として八戸や久慈の釣り人に知られている。対象はイワナとヤマメ。イワナは白い斑点だけでパーマークの薄い、海と行き来するアメマス型が混じり、30cmを超えるものが出る。2010年の夏には地元の小学校の川遊びで40cmほどのアメマスが捕まり、2012年3月には中流の田んぼのわきで30cmのアメマスが釣られ、同じ年の4月には地元紙の釣り欄に42.5cmのイワナが載った。2026年も3月1日に36.5cmのイワナが報告されている。ヤマメは放流を知らせる看板が川に立っていた記録があり、下流でヤマメを釣る人の姿も見られている。 釣り場としては難しい面もある。中流は深みだった場所がコンクリートで固められて浅くなり、流れはとろりとしている。上流は水が少ない。2012年の連休に地元紙の記事を見て訪ねた釣り人は、餌を流して探る釣りには合わないと見て竿を出さずに移動した。2020年7月には護岸の工事で水が濁り、中流と滝沢大滝の下を探っても魚は出なかった。雪の残る3月から4月、海から上がった魚が溜まる時期に、数少ない深みを拾って歩く川と言える。3月の初めにイクラを餌に岩魚を狙う人がいて、その日は水が少ないと早めに引き上げていた。 秋にはサケが上る川で、河口の近くで人の手によるふ化と放流が行われてきた。サケは川で釣ることができない。子どもたちの川遊びではカジカやサワガニも捕れている。 この川には釣り券を扱う組合が無く、及ぶのは県の決まりだけになる。洋野町の川で券が要るのは町の南部を流れる有家川(うげがわ)の下流だけで、その有家川も上流の大野地区は受け持ちの外にあたり、地元の自然を守る会が毎年ヤマメとイワナの稚魚を放している。ただし有家川で竿を出した記録はほとんど見当たらない。 川尻川は「かわしりがわ」と読む。同じ名前の川や地名は各地にあり、検索では茨城県日立市の川尻港の釣りが多く出てくる。

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釣行記4

釣り方:
  • 川尻川ボウズ
    保の釣りダイアリー
    エサ釣り
  • おじんたぬき 2012年 春(GW)青森、秋田、岩手、イワナ釣行記 02
    おじんたぬき
    エサ釣り
  • これが天然アメマスだ(久慈川河口と川尻川)
    保の釣りダイアリー
    エサ釣り
  • 2011年川釣り解禁 in 洋野町
    岩手県洋野町 発信
    エサ釣り

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