
駒込川
青森県
北八甲田の大岳(1,585メートル)を源に北へ流れ、青森市街で堤川に合わさる川。長さはおよそ32キロで、堤川水系でいちばん大きな支流になる。源は田代平の湿原やグダリ沼のあたりで、上流は八甲田の草原を右へ左へ蛇行して流れる。田代平の県道40号が渡るあたりは川幅3メートルほどの小渓流で、草と低い木に覆われた溝のような流れに石は少なく、道路からすぐ入れる。少し下で合わさる支流の小川は石の多い幅7メートルほどの渓流で、こちらもイワナがいる。中流は深沢温泉や田代元湯のある深い谷で、泳がなければ抜けられないゴルジュが続き、県内でも厳しい沢登りのルートとして知られる。この谷には治水のための駒込ダムが造られている。 水のきれいな川として知られ、上流は環境省の水質測定で全国でいちばん汚れの少ない川とされた年がある。その一方で、渓流魚の多い川ではない。八甲田の火山の水が入るため、地元の釣り人は十勝沖地震のときに温泉が湧き出して生き物がいなくなったと書き、2004年に八甲田温泉の近くの橋から入った釣り人は、川虫はいるのに当たりが一度も無く、なめた水が少し苦かったと書き残している。釣りになるのは田代平の上流部と支流の小川、源流の小さな沢で、高田大岳や雛岳から下る沢にはイワナが泳ぐ。小滝沢など支流の沢は、沢登りの対象として歩かれている。 堤川の本流にあたる荒川は、酸ヶ湯の温泉水が入る酸性の強い川で、渓流魚がいるのは最上流部に限られる。城ヶ倉渓流から下湯ダムを経て市街へ下るが、釣りの記録は河口のハゼやシーバスがほとんどで、上流の寒水沢や田茂萢沢は沢登りの記録の中でイワナの姿が語られるだけである。荒川の支流の入内川や牛館川にも、渓流の釣りの記録は見当たらない。 田代平や深沢温泉の一帯は明治の八甲田山雪中行軍の遭難地で、熊の出る山域でもある。駒込の名は東京の文京区や豊島区の地名と同じで、検索すると東京の話が多く出てくるので、八甲田や田代平、青森市を添えて調べるとよい。
釣行記4
青森市を流れる駒込川の源流は深い森の中Take-cast
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