海谷 駒ノ川
富山起点!楽しい山登り·
「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」 自らの理想とする最期を詠んだ西行の和歌である。なるほど、早春の梅にようやく二,三輪の花が開く頃、枝の上には初めてメジロが囀る。緩やかに新しい...
新潟県
海谷駒ヶ岳(1,487メートル)から流れ下り、海谷渓谷で海川に合流する支流。駒の川とも書かれる。 海谷三峡パークから海川へ向かう登山道を10分ほど下ると、丸い大岩に突き当たるように角材で組まれた橋が架かる沢に出合う。ここが入渓点になる。登山道が最初に横切る沢なので分かりやすい。 遡行は巨岩の大ゴーロ歩きが中心で、大岩を登ったり巻いたり、大岩の下をくぐり抜けたりしながら進む。歩き出してすぐ左に高地岳沢を分け、小滝をいくつか過ぎると灌漑用水路の取り入れ口に出合う。用水路に沿って三峡パークへ続く管理道が延びている。その先は小滝が続いてゴルジュ状になり、8メートルと10メートルの滝、一枚岩を滑る30メートルの美しい滝、そして50メートルの大滝が現れる。大滝の下部10メートルは直登できず、左岸のルンゼから巻いて上部の取り付きに出る。二俣を左に入ると倒木が沢を覆い、水流が消えると駒ヶ岳東峰の痩せ尾根に出る。稜線まで1時間半ほどの藪漕ぎがある。 入渓点から山頂までのおおよその時間は、灌漑用水まで90分、小滝まで60分、大滝下部まで60分、大滝中間部まで60分、二俣まで90分、稜線まで60分、登山道合流点まで110分、山頂まで20分、三峡パークへの下山に150分。装備は登攀具一式。適期は7月から11月。 釣りでは、海谷渓谷へ向かう途中でこの沢に竿を出し、足元から良型のいわながジャンプしたと書いている書き手がいる。岩壁が発達していて保水力に乏しく、出水が早いと考えられている谷なので、雨のあとは近づかない。 いわな・やまめ・にじます・うぐいの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。かじかも同じ期間だが、4月11日から4月20日までは採捕できない。あゆは6月の第4土曜日から9月30日までで、あゆを狙うときはコロガシ釣りとルアー釣りが禁止される。漁具は手釣と竿釣で、竿の長さは11メートル以内。全長制限はにじます・いわな・やまめが15センチ、あゆ・うぐいが10センチ、かじかが5センチ。 通年の禁止区域は無い。同じ組合の早川には東北電力早川発電所の取水口に通年禁漁の区域があるが、海川には設定されていない。県の漁業権の区域にも除外の指定は無く、本流と支流がまるごと1つの漁場になっている。 遊漁料は日券2,200円、年券10,450円(いずれも税込)。川で漁場監視員に納めると1,000円が加算される。未就学の幼児と小学生は無料、中学生と肢体不自由者は半額。同じ組合が海川と早川と姫川の3河川を管理していて、遊漁承認証はこの3河川で共通に使える。さらに長野県側の姫川上流漁業協同組合の区域でも使えるので、1枚で小谷村まで足を延ばせる。 販売所は組合の姫川事務所(糸魚川市大字須沢2426)、えびす釣具店(大野)、上州屋上越店、フィッシャーズ上越店の4か所が日券と年券の両方を扱う。日券だけならセブンイレブンの糸魚川高校前店・能生鬼伏店・押上店・大野店、ローソンの小谷店(長野県小谷村)と中宿店、インターつり倶楽部(上刈)でも買える。年券を作るときは3.0×2.5センチの顔写真が1枚要る。新潟県内共通遊漁承認証(年13,200円)も使える。
管轄漁協:糸魚川内水面漁業協同組合



渓流釣りの定番と、この川で多い釣り方に合わせた道具です。




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