渓流手帖

熊野川

岩手県

岩手県釜石市の南の端、唐丹町を流れて唐丹湾に注ぐ二級河川。三陸沿岸でいちばん高い五葉山(1,351m)の東の斜面に源を発し、荒金、上荒川、荒川、下荒川の集落を抜けて海に出る。流程は8kmほど。川沿いの道はそのまま五葉山の登山口の赤坂峠へ上がっていき、大船渡側から峠を越えて源流に下りることもできる。流域の地区名が荒川なので、荒川と呼ばれることもある。 ヤマメとイワナの川で、水がとにかく澄んでいると訪れた人は口をそろえる。かつてフライの竿を持って毎日のように通ったという人は、2011年の夏に荒川で野営した折、ヤマメとイワナのライズを数多く見ている。岸のヨシが昔より増えたこと、シカが昼間でもテントの数m先まで寄ってくるほど増えたことも、そのとき書き留めている。2010年2月の下見では中流まで水が少なく、釣りになりそうなのは国道の下のトロ場あたりで、そこで銀色の若いヤマメ(ヒカリ)らしいライズが散発していた。 2014年3月1日、雪が50cm積もるなかを堰堤の上から釣り上がった地元の人は、えさ釣りでヤマメ3匹とギンザケ2匹を釣り、同じ月の末には上荒川の滝壺で大物に竿を折られて、ヤマメ5匹(最大22cm)で終えている。2020年の春に上流へルアーで入った人の動画にも、ヤマメとイワナのほか、砂防堰堤の下にギンザケが溜まっていた様子が残る。ギンザケは三陸の海で養殖されている魚で、この川にもともといる魚ではない。 標高600mから700mのあたりは谷が狭く急になり、名前の無い滝がいくつも続く。登山道の橋からわずかに見える斜めの滝、崖を下りないと見えない落差のある滝、3段に落ちる滝などで、滝を訪ね歩く書き手は、ここを知っているのは渓流釣りの人と山菜採りの人くらいだろうと書いている。県立自然公園のなかで水は良いが、道から見えない急斜面に古い家電などが捨てられている場所がある。 河口の下荒川には、秋に上るサケから卵を採る施設がある。サケは川で釣ることができない。アユは放流ではなく海から上がってくる。 以前は地元の組合が隣の片岸川と合わせて釣りの券を出していて、古い案内には岩手県の共通の券が使えない川として名前が残っている。その後この組合は無くなり、いまは券を扱うところが無く、及ぶのは県の決まりだけになる。 読み方は「くまのがわ」。紀伊半島の熊野川や、富山県の神通川の支流の熊野川と同じ名前で、検索ではそちらに埋もれる。また釜石市には甲子川の支流にも荒川があり、唐丹の荒川と取り違えやすい。

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釣行記6

釣り方:
  • 南三陸滝見隊 熊野川の秘滝
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  • 南三陸滝見隊 熊野川上流の滝
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  • 折れた(釜石・唐丹町上荒川の熊野川)
    岩手県釜石市釣り日記
    エサ釣り
  • 解禁日(釜石・唐丹の熊野川)
    岩手県釜石市釣り日記
    エサ釣り
  • 南三陸滝見隊 熊野川の滝
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  • 岩手県釜石熊野川(荒川)
    大川の釣りのこと
    フライ

動画2

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