
京田川
山形県
羽黒山の南西、月山の山麓にあたる鶴岡市羽黒町川代の国有林に発し、添川を通り、庄内平野の東の縁を北へ流れて、三川町落合で藤島川を合わせ、酒田市坂野辺新田と落野目のあたりで最上川に注ぐ。長さは37.3キロで、最上川の支流としては下流部で最大級になる。羽越本線が開通するまでは船が通う重要な交通網の一つだった。名の由来について、地元の民報藤島の地名シリーズは、京田は経田とも書き庄内に20あまりある地名で、寺院に寄進された供田、大泉氏から与えられた給田、大般若経などの節会の費用に充てた経田、京都からの資本で開発された田という四つの説を挙げ、そのどれかだろうとしている。同じ記事は、藤島川と合流しても川の名が京田川のままである点を取り上げ、藤島も古い地名なのになぜ京田川になったのか、羽黒山周辺に源を発することから羽黒山が強く意識されたからだろうか、と書いている。釣り場としての性格は区間ではっきり分かれる。上流域は羽黒山の山中で、入渓情報をまとめたサイトはこの区間で今野川、藤島川と並行して流れる地点を京田川の源流域として載せている。中下流は庄内平野の水田地帯を流れ、堰と護岸が続く。県の庄内圏域河川整備計画は、上流部では渓流魚を対象とした釣りが盛んで、山地から平地にかけてはアユとウグイが主になり、平地部ではアユ、コイ、ウグイが生息すると書いていて、注目すべき種として環境庁レッドリストのウケクチウグイとスナヤツメを挙げている。下流部は海から魚が入る。鶴岡の釣具店に寄せられた釣果には、2019年7月にシーバスの90センチ、翌8月に90センチを超える雷魚が並んでいて、どちらも家から5分のご近所での釣りだった。この川は洪水の川でもある。2024年7月25日の記録的な大雨では、三和の水位が氾濫危険水位の3.3メートルを1.38メートル超える4.68メートルに達し、千原、関根、楪、三和で越水して床下浸水が多数発生した。制度は赤川漁業協同組合の内共第15号による。漁場の区域は東田川郡庄内町西野地内の西野排水路吐口下流側側壁の延長線から上流の京田川と、京田川との合流点から上流の藤島川およびそれらの支流で、赤川漁協はこの区域を自分の管理区域の中で京田川水系として赤川水系や大山川水系と別に掲げている。漁業権の魚種はアユ、ウグイ(ハヤ)、コイ、フナ、カジカ、サクラマス(ヤマメ)、イワナ、ニジマス、ヤツメウナギ、モクズガニ。遊漁の期間はイワナとヤマメが4月1日から9月30日、ニジマスも4月1日から9月30日、サクラマスが3月1日から8月31日、カジカが4月1日から9月30日、ウグイとコイ、フナが4月1日から9月30日、アユは友釣りが組合の公示する日から10月31日まで、掛け釣りが9月1日から10月31日まで、ヤツメウナギが4月1日から5月9日までと7月1日から8月31日まで、モクズガニが9月1日から12月31日まで。全長制限はウグイ5センチ、コイ10センチ、フナ5センチ、モクズガニは甲幅5センチで、ヤマメとイワナに漁協独自の全長制限は置かれていないが、山形県漁業調整規則により15センチ以下の採捕は県内一律で禁止される。遊漁料は雑魚が1日1,050円、3日2,100円、年4,150円、サクラマスが釣りで1日3,100円、3日6,200円、年10,300円、アユの友釣りが1日2,100円、年8,250円。漁場で監視員に納めると1,000円が加算される。小中学生は全魚種無料、70歳以上と高校生、身障者は雑魚の年券が半額になる。オンラインはフィッシュパスで買える。禁止区域として、東田川郡庄内町添津地内の前野橋から上流の添川橋までの京田川でカジカが5月1日から5月31日まで禁止される。西野排水路吐口から下流の京田川は赤川漁協ではなく両羽漁業協同組合の内共第1号になる。こちらの漁業権の魚種はウグイ(ハヤ)、コイ、ヤツメウナギ、サクラマス(ヤマメ)、モクズガニで、イワナとニジマスは入っていない。遊漁の期間はウグイとコイ、フナが2月1日から3月31日までと6月1日から9月30日まで、サクラマスが3月1日から8月31日まで、ヤツメウナギとモクズガニが9月15日から翌年5月9日まで。全長制限はウグイ5センチ、コイ15センチ、モクズガニ甲幅5センチ。県の禁止区域の表は、羽越本線鉄橋下流端から左岸330メートル、右岸670メートルの両点を結ぶ線から下流の最上川と、西野排水路吐口から下流の最上川合流点までの京田川について、全魚種で周年としたうえで空釣りの禁止と注記している。この区間は両羽漁協の漁場そのものと重なるので、禁じられているのは引っ掛け釣りにあたる空釣りと読むのが自然だが、実際に竿を出す前には漁協に確かめたほうがよい。同名の川があり、京都府京田辺市の地名や京都府舞鶴市の京田川と検索結果が混ざる。この水系で器を作らなかった川もある。藤島川の支流の黒瀬川は長さ9.3キロで漁業権の中に入り、県の庄内圏域河川整備計画は上流部にツクシガヤが生育すること、絶滅危惧種のウケクチウグイを含む多種の魚類が確認されていることを書いているが、釣行の記録が一本も見つからなかった。同じく漁業権の中にある宇津野沢川と寺川、京田川の最上流で羽黒山の参道の脇を流れる祓川、黒瀬川の支流の小黒川、今野川の支流の竜渡沢と中竜渡沢も、釣りの記録が確認できなかったため器を作っていない。
管轄漁協:赤川漁業協同組合
支流・沢1
釣行記8
山形県 庄内郡 藤島川と京田川の岩魚と山女魚が釣れる渓流のご紹介岩魚と山女魚が釣れるHome Page
支流の釣行記7
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