
水無川
神奈川県
丹沢の塔ノ岳に源を発し、表丹沢の沢をいくつも集めて秦野市街を東西に横切り、河原町付近で金目川に合流する支流。名のとおり、秦野盆地に出たところで水が伏流して川底が乾く。盆地が水を通しやすい砂礫層の扇状地だからで、消えた水は地下水脈となって扇状地の下を流れ、堀川工業団地の入口、国道246号とぶつかるあたりで再び地表に湧き出す。秦野が名水の里と呼ばれるのはこの伏流水による。市街地の区間では乾いた石の河床の向こうに丹沢の稜線が見える、ほかにあまり無い眺めになる。 上流は丹沢有数の沢登りの舞台で、戸沢出合から上に源次郎沢、セドの沢、本谷沢などが集まる。戸沢出合より下流は本格的な沢屋の対象にはならないが、渓流足袋で歩けるウォーターウォーキングの入門コースとして知られる。新茅ノ沢の出合の手前あたりから両岸が迫って急瀬と釜が交互に現れ、渓流らしい相になる。この区間を遡行した書き手は、魚が住んでいないと思っていた場所に魚影を見つけ、ヤマメではないかと書き残している。ただし魚影は薄い。 市街地の区間はカワムツやオイカワの小物釣り場になっていて、水が伏流していても取水堰の下や湧水が入る場所には水と魚が残る。水の無い川でも釣れる場所はある、というのがこの川の釣りの要点になる。秦野戸川公園の一帯は川遊びの場として整備されていて、夏はニジマスやヤマメの姿を見ることもある。 河川敷は散策路として整備され、2月中旬のオカメ桜から4月上旬のシダレザクラまで、区間ごとに違う桜が咲く。小田急線秦野駅から歩いて3分で川に立てる。 この川にも漁業協同組合は無く、遊漁券は要らない。効くのは神奈川県の内水面漁業調整規則だけで、やまめといわなは10月15日から翌年2月末日まで採捕が禁止され、全長12センチ以下は持ち帰れない。同名の川が全国に多く、福島県南相馬市の新田川水系、静岡県の富士山南麓、熊本県南阿蘇にもそれぞれ水無川がある。検索するときは秦野か丹沢を足したい。
釣行記1
水無川上流遡行 2010.09.06沼田爺の山歩き
動画3


水無川で魚探し!【秦野市】たけひさフィッシングplus
この川の釣りに使う道具広告
渓流釣りの定番と、この川で多い釣り方に合わせた道具です。



ダイワ DV-3226 ネイティブクリークベスト

※ 上記のリンクは広告(アフィリエイト)を含みます。購入により当サイトが紹介料を受け取ることがあります。