
無谷川
新潟県
上海府の早川と馬下のあいだで日本海にそそぐ小渓流。国道345号と羽越本線が河口をまたぐ。 釣り師ジュンチャンが海府の小渓流を南から順に釣り上げた記録の4番目にこの川を挙げていて、滝壺で18センチほどのイワナを釣っている。こんなところにも岩魚がいるのが嬉しかった、と書いている。滝壺にはジムグリと思われるヘビがいた。 二級河川には指定されておらず、流域の集落でも川の名前が定まっていないことが多い一帯にある。すぐ南の早川と馬下の境を流れる川は椿川と呼ばれていて、江戸時代の天明元年(1781年)には、その周辺の下草刈りをめぐって早川村と馬下村が争っている。 よみを載せた一次情報が見つからなかったので、ふりがなは付けていない。 この川に漁業協同組合は無く、第五種共同漁業権も設定されていない。新潟県の内水面漁場計画で村上市に置かれている漁業権は内共第1号の大川、内共第2号の勝木川、内共第3号の三面川の3本だけで、海府の海岸に直接そそぐ小渓流はそのどれにも入っていない。したがって遊漁券は不要で、遊漁規則による解禁日や全長制限も無い。ただし新潟県内水面漁業調整規則は県内のどの川にもかかるので、水産動植物の採捕方法の制限はここでも守る必要がある。 放流をする組織が無いということは、ここで釣れる魚は自然に再生産された魚だという意味でもある。新潟県渓流協議会は1989年の記録で、この一帯をイワナが混生しないヤマメ単独の河川群で、河口から最源流までヤマメが生息すると書いている。管理する者がいない川なので、持ち帰る数は自分で決めるほかない。
釣行記1
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