
根田茂川
岩手県
簗川のいちばん大きな支流。盛岡市の南東の山あい、砂子沢の奥に源を発して北へ流れ、根田茂の集落を通って簗川ダムの湖に入る。花巻市の大迫へ抜ける県道に沿っていて、盛岡の市街地からは国道106号を経て30分ほど。ダムの建設で下流側の集落は移転し、流れの下のほうは湖に沈んだ。いま釣り場になるのは湖の上から源流までになる。 山に囲まれた谷に田んぼと家が点々と続く里の渓流で、川幅は広いところで数メートル。大きすぎない石と淵が交互に並び、フライやテンカラでも竿を振りやすい。イワナとヤマメの両方がいて、下のほうはヤマメ、上へ行くほどイワナが増える。20センチ台のイワナが数出たというルアーの記録や、夏の終わりに尺を超えるイワナが出たというフライの記録がある。地元にはこの川を自分の川と呼んで20年近く通い続けている人がいて、昼休みや仕事帰りの1、2時間で入るという釣り方が多い。稚魚と成魚の放流が毎年入り、親子の釣り体験の会場にもなっている。 解禁の日から人が入る川で、3月はまだ雪が残り、魚は痩せている。5月の初めまでは雪どけで水が多く、本流に入れずに枝沢へ逃げたという記録が何本もある。山が深いので雨のあとも濁りが入りにくく、簗川の下流が濁っていてもこちらは澄んでいることが多い。夏はアブが多い。クマは道路でも川でも出会った話があり、鈴や爆竹を持って入る人が多い。 上流の砂子沢の集落で流れが分かれる。東から来るいちばん長い流れを地図は砂子沢と書き、北から手代木沢と八木巻沢、少し下で西から砂子川が合わさる。砂子沢と砂子川は名前が似ていて紛らわしいと、滝を訪ね歩く人も書いている。砂子沢の地名は、いさござわと読む。このあたりは二股の流れを左右に分かれて釣り上がるような小さな渓で、イワナが中心になる。奥には雄滝と雌滝がある。枝沢はどれも根田茂川の支流、根田茂川の上流とだけ書かれることが多く、個別のページは作っていない。 根田茂は、地元の漁協の案内では、ねたもと読む。ねだもと濁って読む人もいる。
管轄漁協:盛岡河川漁業協同組合
釣行記70



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動画6
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