渓流手帖

入間川

新潟県

十日町市鍬柄沢に源を発し、信濃川に注ぐ里の渓流。延長9.4キロ。読みは「にゅうまがわ」で、埼玉県の入間川(いるまがわ)とは読みが違う。羽根川の隣で、このあたりの渓流はどれも似た型をしている。 信濃川出合からの落差が小さく、魚がかなり上流まで差し込める川。ヤマメの魚影は比較的多いと考えられているが、かつての濃さはない。赤土質の岩の間を流れ、水流にえぐられた深場が随所にある。赤土の岩はおそろしく滑るので注意がいる。中流の深場では、底石に触れるまでオモリを足して沈めると反応が変わる。あまり高さのないコンクリートの段差の白泡に30センチほどのタナで入れると、20センチから25センチのヤマメが同じポイントから続けて出たことがある。 2010年代に入ってからは小型が中心で、10センチ級には7号のハリとキジ餌では大きすぎるほど。2011年には下流域でブラウントラウトが釣れていて、信濃川からの遡上が疑われている。ヤブが覆いかぶさる区間が多く、3.5メートルのハエ竿に0.3号という細仕掛けで足元を流す釣りになる。カジカも釣れる。 2011年の水害でこの川も様相が一変し、復旧工事が入った。源流部は雪の少ない年の早春が入りどきで、草が生い茂る前に詰めることになる。 漁業権は内共第10号で、信濃川とその支川に設定された1つの免許を6つの漁協が分け合っている。十日町市と津南町、小千谷市の一部を受け持つのが中魚沼漁業協同組合(十日町市干溝壬1508、025-763-3012)。組合が管轄河川として挙げているのは清津川、釜川、中津川、飛渡川、七川で、事務所は清津川と信濃川の合流点近くにある。昭和26年に結成された県内でも古い組合で、組合員は最盛期の700余名から225人ほどまで減っている。 遊漁規則の対象魚種はあゆ、こい、ふな、うぐい、うなぎ、かじか、にじます、いわな、やまめの9種。いわな、やまめ、にじますの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。全長制限はこい、ふな、うぐい、いわな、やまめが15センチ以下、うなぎが25センチ以下の採捕禁止。漁具は竿釣と投網で、竿の長さにも網目にも制限はない。 遊漁料(税抜)は、やまめ・いわな・にじます・こい・ふな・かじか・うなぎ・うぐいの竿釣が1年6,000円、1日1,000円。あゆを含む全魚種の竿釣は1年10,000円、1日2,000円。こい・ふな・うぐいだけなら1日300円。投網は1日3,900円。小中学生以下は無料、肢体不自由者は半額で、現場で漁場監視員に納めるときは1,000円が加算される。新潟県内水面漁連の県内共通遊漁承認証(年13,200円)でも竿釣ができる。 通年の禁止区域は2か所。JR鹿渡鉄橋下から津南町鹿渡新田甲地先までの600メートルの区間と、十日町市宮中地内のJR東日本宮中堰堤の上流端から上流200メートル、下流端から下流750メートルまでの区間(魚道を含む)で、どちらも信濃川本流にあたる。 埼玉県の入間川(荒川水系)とは読みも流域もまったく別。検索では十日町を足したい。

管轄漁協:中魚沼漁業協同組合

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釣行記3

釣り方:
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