渓流手帖

老部川

青森県

六ヶ所村の中ほどを流れ、大字尾駮の北側で太平洋に注ぐ川。村と横浜町の境に近い標高三百メートルほどの脊梁山地に源を発し、南東へ大きく回り込みながら十五キロあまりを流れ下る。村でいちばん流路の長い渓流で、流域はほとんどが広大な国有林である。中流では核燃料サイクル施設の脇をかすめ、上流の入口のあたりには風力発電の風車が並ぶ。 下北半島の渓流釣り好きのあいだでは古くから知られた川で、ヤマメの放流が続けられてきた。二〇二三年の秋には小型のヤマメがよく釣れたという記録がある。流れは浅く川幅も広くないが、魚は入っている。対象はヤマメとイワナである。 上流へは、県道二十四号の富ノ沢の集落から入る二又林道が沿う。全長九キロほどの砂利道で、路面は固く締まって走りやすく急な勾配もないが、地図の上で川に沿っているだけで、道すがらに流れを眺められる場所はほとんどない。林道を一歩進むと周囲はいきなり山深くなり、下り坂を落ちきったところでコンクリート橋が本流を渡る。源流部は二つに分かれていて、二〇一一年の夏には終点の手前で林道が沢に削られて十メートルほど途切れ、その先も土砂崩れで車が通れなくなっていた。木材の搬出路なので作業車が入ることがあり、丸太のゲートが設けられている箇所もある。 東通村にも同じ名前の老部川があり、そちらは二級河川で、白糠の集落で海に注ぐ別の川である。地元の釣り人も「六ヶ所村のほうの老部川」と書き分けている。林道の記録にも「東通村の老部川線沿いに流れる老部川とは全く別の川」とわざわざ注記がある。調べるときは六ヶ所村、尾駮、二又のどれかを添えるとよい。 鬱蒼とした森が昼なお暗い川で、クマの気配も濃い。鈴などの備えをして入りたい。サケは川では一年中とることができない。

管轄漁協:六ヶ所村海水漁業協同組合

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釣行記3

釣り方:
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    フライ
  • 老部川の流れ(林道探索の書 AO-025)
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