渓流手帖

青竜川

新潟県

梅津川の支流で、水沢川に合流点から100メートルほどの地点で右岸から出合う。二級河川としての長さはわずか300メートル。青竜沢とも呼ばれる。 細流の藪沢で、大雨の3日後でも驚くほど水量が少ない。そのため長く調査の対象から外されていたが、2022年7月に念のため小さなポイントに餌を入れたところ、いきなり岩魚が飛び出し、その後も次々に釣れた。25センチも出ている。チビ岩魚が多いのは種沢になっているからだろうと書き手は見ている。こんな細流に岩魚がいるのかと驚かされる、佐渡らしい沢である。 クモの巣だらけで仕掛けも竿もベトベトになる。出合いから300メートルほどで沢は険しくなり、7メートルの滝が現れる。ステップがしっかりしているので直登でき、その上にも小さな滝が連続する。滝の右側に鉄骨、上部に鎖のついた鉄柱が残っている。標高400メートル地点の滝で遡行を打ち切り、右岸の涸沢から標高420メートルの等高線をたどると金北山道の「いなほ平」に出られる。 東北電力ネットワークは佐渡島に4か所あった水力発電所をすべて廃止すると発表しており、水沢発電所は2023年12月、梅津発電所は2024年12月に廃止された。白瀬発電所は2025年12月、新保川発電所は2026年12月の廃止予定とされている。取水口と導水路が撤去されれば、これらの川の水量と渓相は今と変わる可能性が高い。 この川に漁業協同組合は無く、第五種共同漁業権も設定されていない。新潟県の内水面漁場計画で佐渡島に置かれている漁業権は内共第22号の羽茂川ただ一つで、加茂湖と両津湾に注ぐ川はどれもその外にある。したがって遊漁券は要らない。2018年2月23日に国府川漁業協同組合が解散して以降、佐渡の内水面漁協は羽茂川の一つだけになった。 ただし管理する母体が無くても新潟県内水面漁業調整規則は県内のどの川にもかかる。いわなとやまめは10月1日から2月末日までが禁漁で、解禁は3月1日。全長15センチ以下は通年で採捕できない。放流をする組織が無いので、釣れる魚はすべて自然に再生産されたものである。数が限られているので、持ち帰る数は自分で決めるほかない。

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釣行記3

釣り方:
  • 佐渡の滝Ⅱ ― 源流の岩魚釣り
    源流の岩魚釣り
    エサ釣り
  • 佐渡の渓流Ⅳ ― 源流の岩魚釣り
    源流の岩魚釣り
    エサ釣り
  • 佐渡の渓流Ⅲ ― 源流の岩魚釣り
    源流の岩魚釣り
    エサ釣り

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