渓流手帖

先達川

秋田県

秋田駒ヶ岳の北面と乳頭温泉郷を源に、仙北市田沢湖を西へ流れて玉川に合わさる支流。乳頭温泉郷の鶴の湯・黒湯・蟹場・妙乃湯はいずれもこの川の流域にあり、遊漁券もその宿で買える。田沢湖漁協は、この川は魚のえさが豊富なため魚が大きくなる傾向がある、と書いたうえで、古くからの地元の釣り名人が「先達川で魚を上げられると一人前」と言った、東風の吹くときにはまず魚は上がらない、と伝えている。腕を試す川として扱われてきた川になる。釣りの記録では、2021年に11,000尾のイワナとヤマメがこの川へ放流されている。その年は玉川がダムの放水で水量が多く放流を断念したため、全量が先達川に入った。組合に届く釣果の第一報が先達川のルアーだった年もある。フライの書き手は8月に「久々に釣った魚をキープ」した先達川のヤマメの流域を書いている。支流は上流に向かって、小黒沢、大黒沢、馬形沢、岩井沢、鳥坂沢、湯ノ沢川、石黒沢、ホンナ沢、黒湯沢、蟹沢と並ぶ。乳頭温泉郷にはキャンプ場もあり、釣りと湯を組み合わせて過ごせる。制度は田沢湖漁業協同組合の内共第8号および第9号による。漁業権の魚種はあゆ、いわな、やまめ、うぐい、かじか。遊漁の期間はイワナとヤマメが4月1日から9月20日、アユが7月1日から10月31日、ウグイが通年、カジカが1月1日から2月末日と5月1日から12月31日。ただし秋田県漁業調整規則の第37条が県内一律でヤマメを9月1日から翌年3月20日まで禁じているので、ヤマメが釣れるのは実際には4月1日から8月31日までになり、9月20日まで竿を出せるのはイワナのほうになる。全長制限はイワナとヤマメが15センチ以下、ウグイが10センチ以下、カジカが5センチ以下。あわせて尾数制限があり、イワナとヤマメは1人1シーズンあたり20尾、カジカは50尾を超えて持つことができない。1日ではなく1シーズンで数える尾数制限は全国でも数が少なく、この漁協の性格をよく表している。漁具はがら掛けとひっかけ釣りが禁止。通年の禁止区域が3か所ある。シトナイ沢、岩井沢、北桧木内川の、それぞれ起点から直近の砂防堰堤までの区間で、期間を問わず遊漁ができない。またアユについては、玉川と生保内川以外の区域が通年で禁止されている。アユ狙いでこの水系の枝沢に入ることはできない。外来魚のオオクチバス、コクチバス、ブルーギル、ブラウントラウトは再放流が禁止されている。遊漁料はイワナとヤマメが日券1,300円、年券7,400円、全魚種だと日券2,000円、年券9,000円。中学生以下と身体障害者手帳3級以上の人は無料で、現場で漁場監視員に納めると800円が加算される。売り場は15か所あり、田沢湖漁協の事務所のほかに、鶴の湯温泉、黒湯温泉、蟹場温泉、妙乃湯温泉、休暇村乳頭温泉郷と乳頭温泉郷の宿が5軒並ぶのが特徴になる。ほかにヤマザキデイリーストア田沢湖高原店、ローソン田沢湖生保内店、ローソン田沢湖造道店、セブンイレブン田沢湖店、ペンション仙人、峠の茶屋、島川商店、青荷山荘、民宿惣之助。フィッシュパスのオンラインでも買える。秋田県内水面漁業協同組合連合会の県内共通遊漁券を使うと、内共第13号と第22号を除く内共第1号から第25号までの全漁場でイワナとヤマメが年15,000円になる。

管轄漁協:田沢湖漁業協同組合

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支流・沢1

釣行記9

釣り方:
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    田沢湖漁業協同組合
  • 先達川
    田沢湖漁業協同組合
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支流の釣行記1

動画1

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