
千厩川
岩手県
一関市の東、室根山の西のふもとに始まり、千厩の町のまんなかを抜けて北上川に入る川。源は千厩町奥玉の飛ヶ森にある不動の池とされ、そこからS字を描くように西へ下り、川崎町薄衣で北上川に合わさる。長さは23キロほど、流域は90平方キロほどで、北上川の東側に並ぶ支流のなかでは砂鉄川のひとつ南にあたる。気仙沼へ向かう国道284号とJR大船渡線が川に沿っていて、どこからでも近い。 上流の奥玉は丘に囲まれた田んぼの谷で、岸はところどころ護岸されているが自然の川に近い姿が残る。中流は千厩の市街地で、川幅が狭く、昔から大水のたびに町が水につかってきた。そのため町なかは護岸と河道の工事が長く続いている。水は上流がきれいで、町を過ぎた下流は水質の区分が一段下がる。 漁業権が設定されていない川で、遊漁券を買う先が無い。ただし自由というわけではなく、釣ってよい時期と大きさは県の規則がそのまま及ぶ。地元の会が20年以上サケの稚魚を放していて、秋には北上川からサケが入るようになった。川崎町滝野に人の手でできた滝があり、サケは自力ではそこまでしか上れないので、毎年11月に住民が滝の下でサケをつかまえて上流へ運んでいる。サケはどこの川でも釣ってはいけない魚である。この滝は、北上川から上る魚にとっての上限にもなっている。 釣りの記録を残しているのは千厩に住むルアーの人ひとりで、遠くの川へ行くつもりが体調や時間の都合でやめた日に、町の中心あたりで竿を出している。8月のお盆休みに45センチほどの丸々としたニジマスが出て、9月の下旬には5センチのミノーに20センチ前後のウグイ、26センチほどのヤマメ、そして何度も跳ねる60センチ級のニジマスが掛かった。あまりきれいな川ではないからと持ち帰らずに放しているが、持ち帰る人もいると書いている。1週間後に少し下流を歩いた日は何も出なかった。ニジマスがなぜこの川にいるのかは書かれていない。 記録はこの2013年の夏から秋のものだけで、ほかの釣り人が川名を出して書いたものは見つかっていない。上流の奥玉や支流でヤマメやイワナを釣った話も見当たらない。県の計画は、この一帯の川の上流にイワナやヤマメがすむと書いているので、魚がいないのではなく書かれていないのだろう。すぐ南を流れて同じく北上川に入る黄海川も漁業権の無い川だが、夏の川まつりで子どもがニジマスをつかみ取りする話があるだけで、釣りの記録は見つからなかった。 読みは「せんまやがわ」。地図によっては千の字が干になっていることがある。隣の黄海川は「きのみがわ」と読む。
釣行記3
この川の釣りに使う道具広告
渓流釣りの定番と、この川で多い釣り方に合わせた道具です。




熊鈴 消音機能付き(カラビナ・マグネット式)
※ 上記のリンクは広告(アフィリエイト)を含みます。購入により当サイトが紹介料を受け取ることがあります。

