渓流手帖

千束川

石川県

千束川は大聖寺川の支流で、九谷の集落のすぐ上流、落合橋のあたりで本流に合流します。読みは「せんぞくがわ」。地元では千束谷(せんぞくだに)とも呼ばれます。 流程は短いものの落差があり、落差三十五メートルの千束ヶ滝と、枝沢に落差四十メートルの女郎ヶ滝を懸けます。林道の入り口にゲートがあり、竿は五メートル前後までしか振れない小渓流ですが、イワナとヤマメの魚影が濃く、大聖寺川水系でいちばん人気のある支流です。本流が渇水や増水で釣りにならないときの逃げ場として通われてきました。狭い谷なので、浅い瀬の石裏のヨレを手前から順に拾っていく釣りになります。枝が頭上をおおう場所が多く、合わせは上ではなく横に取るのが定石です。二十センチ級のヤマメと二十八センチ級のイワナが同じ日に出る、半日で四十尾を超える、といった釣果が記録されています。 千束ヶ滝より上は沢登りの領域です。十メートルから十五メートルの滝が連続し、三ツ俣から上はナメ滝が多くなります。右俣と左俣に分かれ、右俣はナメが続いて気持ちのよい沢、左俣には女郎ヶ滝がかかります。詰めると小大日山の近くで登山道に出られ、千束尾根を下って真砂の登山口に戻ることができます。帰りの登山道は急で、時間の読みを甘く見ないほうがよい沢です。 枝沢の女郎谷川は千束ヶ滝のすぐ上で分かれる沢で、女郎ヶ滝より上は一気に細くなります。竿を出せるのは本谷の下部までで、滝から上は釣りではなく遡行の世界と考えたほうがよい川です。

管轄漁協:大聖寺川漁業協同組合

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釣行記8

釣り方:
  • 石川県の渓流
    白川渓一郎の中部渓流ファイル
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  • 山行記録: 千束谷の右俣から左俣(大聖寺川水系千束川)
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動画1

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