渓流手帖

渋黒川

秋田県

玉川温泉の大噴から流れ出す湯を集めて南へ流れ、大深沢と合わさって玉川になる川。この合流点から下流が「玉川」と呼ばれる。この川がこの水系の水質を決めている。大噴は毎分約9,000リットルの強酸性の湯を噴き出していて、1940年ごろに発電と農業用水のためこれを田沢湖へ導き入れたことで、渋黒川が合流する地点から下の玉川本流と田沢湖が魚も苔も育たない水になった。現在は上流に中和処理施設が置かれて水質は改善している。玉川ダム管理所の中和処理施設は国道341号沿いにあり、川の色が変わる様子を上空から撮った記録もある。釣りの対象になるのは本流ではなく枝沢になる。地元の書き手は渋黒沢と椈沢を組にして紹介していて、椈沢のイワナについては国道341号から林道があると書いている。玉川ダムより上流なので第五種共同漁業権の設定はない。秋田県漁業調整規則の全県一律の規定(イワナ15センチ以下は周年禁止、15センチ超は9月21日から翌年3月20日まで禁止。ヤマメ15センチ以下は周年禁止、15センチ超は9月1日から翌年3月20日まで禁止)だけが効き、解禁は3月21日になる。

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支流・沢1

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