渓流手帖

島田川

新潟県

津南町赤沢から芦ヶ崎を流れて信濃川に注ぐ小渓流。延長1.3キロ。落差の激しい流れで、河岸段丘を一気に下る。 この川の特徴は、釣れるのがイワナではなくカワマス(ブルックトラウト)だということ。水源にあたる赤沢溜池からおよそ500メートルのところに名水百選の「竜ヶ窪(龍ヶ窪)」があり、そこに定着したカワマスが用水路を伝って島田川に勢力を広げたと考えられている。イワナがまったく釣れないことから、もともとイワナはいなかったか、たび重なる河岸工事で絶えたのだろうと書き手は見ている。34センチの鼻の曲がった褐色の大物から、水中で青光りする20センチ台まで出る。サバのようなまだら模様とアマゴのような朱点を持ち、イワナとは違う魚だと実感できる。 竜ヶ窪そのものは湧水の池で神域とされ、竿は出せない。ブルックトラウトが国内で継続して繁殖している場所は日光の湯川、北海道の西別川源流、そしてここだけとされる。11月には池のアウトレット付近の砂礫でペアリングが見られる。 釣り場としては足場が悪くフットワークが使えないので、3.6メートルの竿に2メートル、0.8号の通し仕掛けくらいが扱いやすい。二つ目の堰堤を越えるには道がなく、右岸の斜面をはうようにして越える。県道251号(加用・今新田・津南線)が迫ってくるあたりから上は集落内の用水路になり、釣趣はない。 漁業権は内共第10号で、信濃川とその支川に設定された1つの免許を6つの漁協が分け合っている。十日町市と津南町、小千谷市の一部を受け持つのが中魚沼漁業協同組合(十日町市干溝壬1508、025-763-3012)。組合が管轄河川として挙げているのは清津川、釜川、中津川、飛渡川、七川で、事務所は清津川と信濃川の合流点近くにある。昭和26年に結成された県内でも古い組合で、組合員は最盛期の700余名から225人ほどまで減っている。 遊漁規則の対象魚種はあゆ、こい、ふな、うぐい、うなぎ、かじか、にじます、いわな、やまめの9種。いわな、やまめ、にじますの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。全長制限はこい、ふな、うぐい、いわな、やまめが15センチ以下、うなぎが25センチ以下の採捕禁止。漁具は竿釣と投網で、竿の長さにも網目にも制限はない。 遊漁料(税抜)は、やまめ・いわな・にじます・こい・ふな・かじか・うなぎ・うぐいの竿釣が1年6,000円、1日1,000円。あゆを含む全魚種の竿釣は1年10,000円、1日2,000円。こい・ふな・うぐいだけなら1日300円。投網は1日3,900円。小中学生以下は無料、肢体不自由者は半額で、現場で漁場監視員に納めるときは1,000円が加算される。新潟県内水面漁連の県内共通遊漁承認証(年13,200円)でも竿釣ができる。 通年の禁止区域は2か所。JR鹿渡鉄橋下から津南町鹿渡新田甲地先までの600メートルの区間と、十日町市宮中地内のJR東日本宮中堰堤の上流端から上流200メートル、下流端から下流750メートルまでの区間(魚道を含む)で、どちらも信濃川本流にあたる。 愛知県の豊川水系と、新潟県三条市の五十嵐川水系にも島田川があるので注意したい。

管轄漁協:中魚沼漁業協同組合

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釣行記3

釣り方:
  • 渓流散策とか日々のことども 2016 馬界川と島田川
    渓流散策とか日々のことども
  • 島田川
    奥信越の渓
    エサ釣り
  • F.F.Memorandum 新潟から Fish watching 龍ヶ窪のブルック
    F.F.Memorandum

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