白岩川
富山県
大辻山の北面に源を発し、立山町を縦に貫いて富山市水橋で富山湾に注ぐ二級河川。上市川とは隣り合って流れるが、江戸のはじめに上市川(早乙女川)の流路が東へ付け替えられるまでは、川原田で一本に合わさっていた。途中で栃津川、大岩川、虫谷川を集める。 釣り場は中流から上で、対象はヤマメ。白岩川ダムより下流が組合の受け持ちになる。ダムより上流はかつて別の組合があり、支流の中川、座主坊谷川、城前川、茨谷、尻谷まで含めて守られていた。放流はヤマメとイワナの稚魚が中心で、数千尾の規模が続いていた。 組合のこと。ダムより上流を受け持っていた白岩川南部漁業協同組合は、昭和52年から約50年にわたって源流部の資源を保全してきたが、2026年3月31日をもって解散した。保全の活動は新しく設けられる住民の会に引き継がれる予定で、立山町は、ダムより上流で釣りをする際に遊漁券を買う必要は無くなったと案内している。遊漁料を納める先が無くなっただけで、県の漁業調整規則は漁業権の有無にかかわらず全河川に及ぶ。時期と大きさの決まりは県の最新の案内で確かめたい。 源流の性格も知っておきたい。大辻山の「白岩川ルート」は登山道として人気があり、ふだんは水深が数センチしかない流れを岩づたいに詰めていく。三段の滝には縄ばしごが架かり、六番の標識で水が切れる。つまり源頭まで魚が上がるような川ではなく、釣りの対象になるのはダム前後から下の区間である。 河口の水橋側はハゼの釣り場として地元に親しまれ、毎年ハゼ釣り大会が開かれている。釣り具店の釣果情報に出てくる「白岩川」の多くはこの河口部なので、渓流の記録を探すときは立山町、白岩、谷口、四谷尾といった上流の地名を足すとよい。 同じ名前の注意。埼玉県飯能市に白岩渓流園というキャンプ場があり、「白岩 渓流」で検索するとそちらで埋まる。立山町には白岩砂防堰堤という別の有名な構造物もあるが、こちらは常願寺川水系で別の川である。
管轄漁協:中新川内水面漁業協同組合
支流・沢1
釣行記4
- 渓流河川一覧 石川・富山(白岩川・片貝川・小矢部川ほか)
白川渓一郎の中部渓流ファイル

支流の釣行記2
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