渓流手帖

白瀑川

秋田県

秋田県山本郡八峰町の八森地域を流れて日本海に注ぐ小河川。川の名は、白瀑神社の境内に懸かる白瀑という滝から来ている。第五種共同漁業権が設定されていない川で、遊漁券を売る組合はない。白瀑は黒い岩壁を落ちる直瀑で、平水時は男滝と女滝の2条に分かれ、増水すると一体になって流れる。落差は15メートルとも17メートルとも紹介されてきたが、2023年9月に地元のジオパークガイドが直接測ったところ13.5メートルだった。853年に白瀑神社を開いた慈覚大師円仁が、世に比類なき霊地だとして滝の北の岩の上に不動尊を安置し、この地で修行したと伝わる。8月1日の例大祭では神輿を担いだまま滝壺へ飛び込む、みこしの滝浴びが行われる。滝壺にはイワナとヤマメが生息する。釣りの記録は多くない。2008年の大型連休に東北を回った関東の釣り人が、白瀑神社より上流の湯ノ沢地区を試釣して18センチから22センチのヤマメとイワナを数匹あげている。入り方は、能代市から八森へ続く広域農道の終点から少し行くと白瀑線の入口があり、そこを右折して進むと白瀑神社の駐車場に着く。滝は神社の後ろにある。滝壺に入るには事前の許可が要り、その際は落石にも注意が要る。盛夏はアブがうるさい。国道101号から遡る沢歩きのコースにもなっている。下流は田んぼの中を流れる護岸された小川で趣に欠けるが、神社の近くまで遡ると鬱蒼とした森の中の流れに変わる。滝壺の下流の浅い流れは幼児でも遊べる。表記が2通りある。県の資料と辞典は白瀑川、地形図と釣り人の記録は白滝川。読みはどちらもしらたきがわ。

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釣行記1

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