渓流手帖

須雲川

神奈川県

大観山と屏風山の間に発し、箱根旧街道に沿って畑宿、須雲の集落を抜け、箱根湯本の三枚橋の上手で早川本流に合流する支流。延長は約4キロと短い。名前の由来になった須雲の集落は江戸時代の初めに東海道の維持管理のために設けられた村で、川沿いには石畳の残る須雲川自然探勝歩道が通っている。 釣り人の多くが本流に向かうため、この支流は相対的に静かなまま残っている。天然ヤマメの魚影がまずまずあり、雨後には24〜25センチ級も出る。途中に畑宿の管理釣り場があり、そこから下流では逃げたニジマスが掛かることもあるが、釣り場より上に入るとアタリはヤマメに変わる。もうひとつの利点は水の澄み方で、本流が増水して濁っているときでも須雲川はめったに濁らず、濁ってもすぐ澄む。太閤橋の上手で本流の濁りが薄まるのはこの支流の水が入るためだと、地元の書き手が繰り返し書いている。 漁場は本流と同じ内共第4号で、渓流魚の遊漁期間は3月1日から10月14日まで。ただしこの川だけ禁漁期が別に置かれていて、早川合流点から畑宿字湯本179番地先の片倉橋橋脚下流端までの区域は、5月1日から5月31日までと10月15日から12月31日までが禁漁になる。にじますは箱根町畑宿地先の3号えん堤天端下流端から上流の山根えん堤天端下流端までの区間に限り、通常の期間に加えて10月15日から2月末日まで釣ることができる。竿は1人1本、やまめとにじますの全長12センチ以下は採捕できない。 湯本地区の解禁前にはヤマメとニジマスが放流される。合流点にまとまった量が入り、須雲の集落までは要所にバケツ1杯程度、集落でバケツ十数杯、上流部で二十杯ほどという分け方が記録されている。年によって上流の配分が変わるので、解禁直後の魚影は年ごとに差が出る。 2020年5月25日には、箱根湯本駅近くから早川合流点までの約1.2キロでアユ、ヤマメ、ヨシノボリなどが少なくとも500匹死んでいるのが見つかり、その年はこの支流でのアユ釣りが見送られた。

管轄漁協:早川河川漁業協同組合

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釣行記16

釣り方:

動画6

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