
岳川
岩手県
稗貫川の上流部の呼び名。早池峰山と薬師岳のあいだの小田越あたりから流れ出し、登山口の河原の坊、早池峰神社と宿坊の残る岳の集落を通って早池峰ダムの湖に入る。地図や台帳では岳の集落の近くまで稗貫川と書かれるが、釣り人はダムから上をまとめて岳川と呼ぶ。大迫の町から県道を30分ほど上る。 ダムから下の里川とは別の川のように姿が変わる。大きな石が積み重なり、小さな淵と瀬が途切れずに続く山の渓流で、砂がたまったところがほとんど無い。イワナとヤマメが一緒にいて、岳の集落のあたりまでは両方が出る。上へ行くほどイワナが増え、大きな岩の陰を一つずつ探る釣りになる。ヤマメは20センチそこそこでも腹の張った太い魚だと書く人が多い。イワナは夏に30センチを超える魚の記録が毎年のように出ていて、ダム湖で育った魚が上ってくるとも言われる。湖に流れが入るあたりには公園のように整備された場所があり、初めての人はそこから入ることが多い。中ほどでは道路の橋が入渓の目印になる。天王橋や岳大橋の名前が記録に出てくる。フライの記録がとくに多く、仙台や関東から毎年遠征してくる人たちの定番の川になっている。エサ釣りとルアーの記録もある。 早池峰山の雨と雪どけの水を直接受けるので、増水が早く、引くのに時間がかかる。遠くから来たのに流れが太すぎて竿を出せなかったという記録が何本もある。逆に雨の無い夏は水が細り、人が入ったあとは反応が遠くなる。 岳の集落は早池峰神楽の一つ、岳神楽の里で、川沿いに野営場がある。夏の登山シーズンの週末は岳から上の県道で車の乗り入れが規制される。源流は早池峰山の斜面を登る沢になり、奥鳥沢やコメガモリ沢は沢登りの記録が中心で、釣りの記録は見当たらない。クマの多い山でもある。 岳川という名前は九州に奥岳川や東岳川があり、検索すると混ざる。早池峰や大迫を添えて探すとよい。
管轄漁協:稗貫川漁業協同組合
釣行記21




早池峰ダム湖が禁漁になった経緯(Document)ncaflyfish













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