渓流手帖

玉川

岩手県

九戸郡野田村の南部の山あいを東へ下り、玉川の集落で太平洋に注ぐ川。河口のそばに玉川漁港と三陸鉄道の野田玉川駅があり、国道45号は玉川大橋で川を渡る。すぐ南には同じ野田村を流れる安家川があるが、玉川はそれよりずっと小さく、名前を知る釣り人も少ない。 中流は根井(ねい)の集落の下で深い谷になり、農道にかかる玉川千仭橋(せんじんばし)からは50メートルほど下に川が見える。千仭は谷が非常に深いことをいう言葉で、秋は谷の紅葉を見に来る人がいる。橋のたもとから谷へ下りる道の先に、高さ5メートルほどの玉川大滝と、10メートルほどの三丈二段姫の滝がかかる。地元の観光協会も、この道はあまり安全ではないと書いている。 対象はヤマメ。久慈の釣り人が春に入った記録では、放流の無い川で釣った魚は全部放し、側線に沿って朱点の濃いヤマメや、金色がかったヤマメが出ている。滝の下でいちばん大きな魚が釣れたという。この人は安家川より釣れると書く一方で、川の場所を伏せ、崖がきつく知っている人にも勧められないと書いている。谷へ下りる斜面は急で、足場のよい川ではない。石はまだ丸みがあり、源流まではさらに先がある。 組合が受け持つ川ではなく、券を買う先が無い。それでも釣ってよい時期と大きさには県の規則がそのまま及ぶ。サケは海から上がってきても周年とってはいけない。クマの出る山なので、鈴などの用意をしておきたい。 読みは「たまがわ」。同じ名前の川は秋田の田沢湖(雄物川水系)をはじめ全国に多いので、探すときは野田村や千仭橋と入れると早い。

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釣行記1

釣り方:
  • 朱点のあるヤマメ
    久慈市釣りブログ
    ルアー

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