渓流手帖

玉川

新潟県

玉崎の集落を流れて両津湾にそそぐ小さな川。二級河川としての長さは1,370メートルしかない。玉崎という地名は明治時代に玉川村と坊ケ崎村が合併してできたもので、玉川はその名のとおり玉川村側にある。坊ケ崎村側には坊ケ崎川とその支流の滝ヶ沢川があるが、平成10年8月の水害のあとに坊ケ崎砂防ダムが作られており、釣りの対象にはならない。 県道から見えるのは三面護岸の川で、期待できそうには見えない。ところが道路終点の二俣から右俣に入ると、下流が三面護岸だったとは思えない渓相に変わり、一投目から良型が立て続けに掛かって30センチの尺岩魚も出た。三面護岸の川も上流まで行ってみないと分からない、というのが2026年3月の調査の結論である。左俣は水量が少なくアタリが無い。 右俣は堰堤の先200メートルでさらに二俣になり、右沢はしばらく暗い植林地を流れてアタリが無いが、植林地を抜けると反応が出てくる。枝沢の滝を越えた先の5メートル滝で終わり。左沢は小さな沢で、4メートル滝の滝壺で小型の岩魚が確認されている。 注意が要る。玉崎集落から川沿いの道路に入る入口に「これより先私有地に付き玉崎区民以外は立入を禁止します」という立て看板が立っている。書き手はこの道路が私有地とは思えないとして佐渡市に事実確認をしているが、看板が立っていることは知っておいたほうがよい。 この川に漁業協同組合は無く、第五種共同漁業権も設定されていない。新潟県の内水面漁場計画で佐渡島に置かれている漁業権は内共第22号の羽茂川ただ一つで、内海府の川はすべてその外にある。したがって遊漁券は要らない。2018年2月23日に国府川漁業協同組合が解散して以降、佐渡の内水面漁協は羽茂川の一つだけになった。 ただし管理する母体が無くても新潟県内水面漁業調整規則は県内のどの川にもかかる。いわなとやまめは10月1日から2月末日までが禁漁で、解禁は3月1日。全長15センチ以下は通年で採捕できない。放流をする組織が無いので、釣れる魚はすべて自然に再生産されたものである。数が限られているので、持ち帰る数は自分で決めるほかない。

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釣行記2

釣り方:
  • 佐渡の滝Ⅳ ― 源流の岩魚釣り
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    エサ釣り
  • 佐渡の渓流Ⅸ ― 源流の岩魚釣り
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    エサ釣り

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