
谷根川
新潟県
早川の左岸に注ぐ支流で、下出地内の市道橋である高谷根橋を起点とする延長2,500メートルの二級河川。海谷山塊の西のはずれにあたり、上流は千丈ヶ岳の南西壁と同じ岩質の台地を割って流れる。 下流は合流点からすぐ二股に分かれる里川だが、上流に入ると様相が変わる。大滝の下は大きな転石が続き、大滝の周辺は岩壁に囲まれた威圧感のある地形になる。大滝の上にもゴルジュの小滝が2つ続き、標高660メートルあたりまで滝が散発する。その先は穏やかな渓相で、細い流れの中にいわなが生き残っているのが確認されている。標高850メートル付近で40メートルほどの岩壁が現れる。 大滝の少し下流に、国内最深級とされる甌穴の谷根川の大釜がある。岩盤ではなく転石にできた甌穴で側面に穴が開いているのが特徴。2020年にまちづくり団体のメンバーが見つけて名付けたもので、県道484号沿いに下流入口の案内板がある。上流入口は立入禁止。 入渓は谷根集落の田んぼの脇から農業用用水路の取水口まで車で入り、そこから10分ほどで大滝に着く。大滝を巻くのはかなり手前からになるので、右岸の林道を使って大滝の上に降りる支流を下る組み立てが取られている。谷根集落の棚田は地滑り地形の平坦地に開かれたもので、川へ向かう途中の見どころになっている。 柏崎市にも同じ読みの谷根川がある。そちらはサケの遡上とにじます釣り堀で知られる別の川で、検索するとほとんどが柏崎側の記事になる。 いわな・やまめ・にじます・うぐいの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。かじかも同じ期間だが、4月11日から4月20日までは採捕できない。あゆは6月の第4土曜日から9月30日までで、あゆを狙うときはコロガシ釣りとルアー釣りが禁止される。漁具は手釣と竿釣で、竿の長さは11メートル以内。全長制限はにじます・いわな・やまめが15センチ、あゆ・うぐいが10センチ、かじかが5センチ。 通年の禁止区域は1か所で、滝川原地内にある東北電力早川発電所の取水口。堰堤の上流端から上流100メートル、下流端から下流100メートルの区域が、魚道を含めて1月1日から12月31日まで禁漁になる。 遊漁料は日券2,200円、年券10,450円(いずれも税込)。川で漁場監視員に納めると1,000円が加算される。未就学の幼児と小学生は無料、中学生と肢体不自由者は半額。同じ組合が早川と海川と姫川の3河川を管理していて、遊漁承認証はこの3河川で共通に使える。さらに長野県側の姫川上流漁業協同組合の区域でも使えるので、1枚で小谷村まで足を延ばせる。 販売所は組合の姫川事務所(糸魚川市大字須沢2426)、えびす釣具店(大野)、上州屋上越店、フィッシャーズ上越店の4か所が日券と年券の両方を扱う。日券だけならセブンイレブンの糸魚川高校前店・能生鬼伏店・押上店・大野店、ローソンの小谷店(長野県小谷村)と中宿店、インターつり倶楽部(上刈)でも買える。早川の河口に近いローソン中宿店で朝に用意できるのは、この川では使い勝手がよい。新潟県内共通遊漁承認証(年13,200円)も使える。
管轄漁協:糸魚川内水面漁業協同組合
釣行記2
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