渓流手帖

留山川

山形県

押切川の支流で、天童市の田麦野の集落から流れ下る。遊漁規則は押切川との合流点から500メートル上流の地点を基点として、そこからさらに150メートル上流までの区間を全魚種の周年禁漁としている。この水系でただ一つの周年禁漁区になる。中流には天童市が管理する留山川ダムがあり、湖名は公募で決まった天留湖。現地の案内板には生活貯水池と書かれているが、字面から想像するより立派な重力式コンクリートダムで、流量調節によってコイ、フナ、ウグイ、イワナのほかカジカも棲む河川環境を守る役割を担うと説明されている。ダム下流の留山川にはカジカが生息する。ダム湖は小バスがよく釣れる場所として定着していて、インレット側の駐車場からスロープで入れる。ダムサイト、岬、丘の上にも駐車場がある。ダム湖のインレット側にはさらに留山第四ダムという砂防ダムがあり、こちらもマディーな水色でダムサイトが舗装された駐車スペースになっている。留山ダムという同名の農業用アースダムが新潟県十日町にもあるので区別がいる。ダム湖であっても最上川第二漁協の管轄なので遊漁承認証が必要になる。管轄は最上川第二漁業協同組合の内共第6号で、やまめ、いわな、にじますは4月1日から9月30日、さくらますは4月1日から8月31日、あゆは組合が公示する日から10月31日、かじかは6月1日から翌年3月31日、もくずがには9月1日から12月31日。遊漁料は釣りとたも網、すくい網、徒手採捕が1日1,500円、年8,000円で、あゆの友釣りとルアー釣りが1日2,000円、年8,000円。現場で払うと1,000円が加算され、中学生以下は無料。全長制限はこいが20センチ、ふなとうぐいが5センチ、もくずがにが甲幅5センチだけで、やまめといわなには全長制限が置かれていない。なお漁業権の条文は最上川とその支流、小支流までを漁場とし、それより奥は区域の第2項で名指しされた沢だけを加える形になっている。留山川は押切川の支流で乱川から数えて三つ目にあたり、第2項に名前が無い。それでいて遊漁規則の禁止区域には留山川として明記されているので、漁協はこの川を漁場の内側として扱っていることになる。山形県のほかの漁業権では三つ目以降の沢は名指しが無ければ漁場の外になるのが通例で、ここはその例外にあたる。

管轄漁協:最上川第二漁業協同組合

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釣行記2

  • 留山第四ダム(山形県天童)
    水辺遍路
  • 留山川ダム(山形県天童)
    水辺遍路

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