渓流手帖

海川西俣

新潟県

海谷高地の上流、標高892メートルの二俣で海川が分かれる2本のうち西側。雨飾山(1,963メートル)の北面から白倉峰・茂倉峰・金山の西面までを集める。 二俣から入ると850メートル付近でしばらくゴーロになり、その先で右沢と左沢に分かれる。右沢は海川でもっとも容易とされ、6メートルと10メートルの滝は巻きやすい。核心は15メートルの滝で、右の岩は見た目よりも悪く、左岸のルンゼからの高巻きもボロボロの急斜面になる。右沢の出合には広い河原があって幕営に使われている。標高1,150メートルの奥の二俣から先はナメ状の連瀑になり、白倉峰の西肩のコルを目指すと最後までナメが続く。詰めあがってから笹平を経て雨飾山へ抜け、雨飾山登山口へ下る記録がある。 左沢は右沢を分けてから土砂に荒れた川原が続き、1,450メートル付近で右岸のルンゼからの雪崩によるスノーブリッジが現れる。地形図の滝記号の場所がシネマスコープ滝で、幅広く3つの滝が広がる。その上の二俣は左も右も水が涸れていて、涸滝を登っていく形になる。詰めあがると金山に出る。 入渓は海谷三峡パークに駐車して登山道で取水堰堤まで下り、海谷高地の河原を二俣まで歩く。車が2台あれば雨飾温泉に1台を置いておくと下山が楽になる。適期は8月から11月。 いわな・やまめ・にじます・うぐいの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。かじかも同じ期間だが、4月11日から4月20日までは採捕できない。あゆは6月の第4土曜日から9月30日までで、あゆを狙うときはコロガシ釣りとルアー釣りが禁止される。漁具は手釣と竿釣で、竿の長さは11メートル以内。全長制限はにじます・いわな・やまめが15センチ、あゆ・うぐいが10センチ、かじかが5センチ。 通年の禁止区域は無い。同じ組合の早川には東北電力早川発電所の取水口に通年禁漁の区域があるが、海川には設定されていない。県の漁業権の区域にも除外の指定は無く、本流と支流がまるごと1つの漁場になっている。 遊漁料は日券2,200円、年券10,450円(いずれも税込)。川で漁場監視員に納めると1,000円が加算される。未就学の幼児と小学生は無料、中学生と肢体不自由者は半額。同じ組合が海川と早川と姫川の3河川を管理していて、遊漁承認証はこの3河川で共通に使える。さらに長野県側の姫川上流漁業協同組合の区域でも使えるので、1枚で小谷村まで足を延ばせる。 販売所は組合の姫川事務所(糸魚川市大字須沢2426)、えびす釣具店(大野)、上州屋上越店、フィッシャーズ上越店の4か所が日券と年券の両方を扱う。日券だけならセブンイレブンの糸魚川高校前店・能生鬼伏店・押上店・大野店、ローソンの小谷店(長野県小谷村)と中宿店、インターつり倶楽部(上刈)でも買える。年券を作るときは3.0×2.5センチの顔写真が1枚要る。新潟県内共通遊漁承認証(年13,200円)も使える。

管轄漁協:糸魚川内水面漁業協同組合

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釣行記3

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