
湯田沢川
秋田県
真昼山地の黒森山と女神山の西面をあつめ、仙北郡美郷町六郷東根を流れて丸子川に合わさる川。字の湯田沢はゆだざわと読む。信倉沢川、金倉沢、白糸沢、大屋黒沢、黒森沢を集める。釣り場としての性格を伝える1本がある。地元の釣り人が解禁日の朝、家族と時間厳守の約束をして家を出て、1時間だけの勝負として六郷の湯田沢川に入った記録で、ここは意外に放流量が多く解禁に強い、と書いている。堰堤が50メートルごとにあるのでその下のたるみを狙う釣りで、3か所目の堰堤の魚道脇で小さなライズを見つけ、ウルトラライトのスピニングタックルに6センチのフローティングミノーで6寸のきれいなヤマメを掛けている。水温は7度、意外にサビもない魚体、と記録されている。放流量が多く解禁日に強いという情報は、この川の使いどころをよく表している。沢登りの対象としても知られていて、右俣と左俣にそれぞれ記録がある。地元の山岳ガイドは2020年7月に右俣、2024年6月に左俣を遡行し、右俣は想定外の大滝を内包した沢で興奮した、左俣は特大の大滝こそないもののミニゴルジュに小滝の連続で、テクニカルな滝が多く変化に富み充実した遡行ができた、と書いている。右俣は黒森山、左俣は女神山に突き上げる。この一帯には1級から2級の沢が多い。1級は初心者向きで岩場のIII級をリードできれば多くの場合ロープが要らない、2級は中級者向きで滝の直登にロープを要する部分があり高巻き技術も必要、という区分になる。初心者だけでの入渓は避けて、熟達者と一緒に入りたい。
管轄漁協:仙北漁業協同組合
支流・沢1
釣行記5
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