渓流手帖

湯の又川

秋田県

八幡平の南面を源に、玉川ダムの宝仙湖へ直接注ぐ沢。漁業権の条文は「湯の又沢」と書き、起点から下流の玉川ダムまでを漁場としている。小和瀬川と隣り合って流れるので、沢登りの記録では「小和瀬川 湯ノ又沢」と括られることが多い。右俣と左俣に分かれ、右俣のさらに右沢から大倉沢へ抜ける記録がある。2005年と2011年の遡行記録が残っていて、2011年9月には湯ノ又沢右俣右沢から大倉沢へ抜けている。地元の釣り人は、湯ノ沢や中ノ沢は源流域以外は石の少ないナメ沢だ、と濁沢と対比して書いている。制度は田沢湖漁業協同組合の内共第8号および第9号による。漁業権の魚種はあゆ、いわな、やまめ、うぐい、かじか。遊漁の期間はイワナとヤマメが4月1日から9月20日、アユが7月1日から10月31日、ウグイが通年、カジカが1月1日から2月末日と5月1日から12月31日。ただし秋田県漁業調整規則の第37条が県内一律でヤマメを9月1日から翌年3月20日まで禁じているので、ヤマメが釣れるのは実際には4月1日から8月31日までになり、9月20日まで竿を出せるのはイワナのほうになる。全長制限はイワナとヤマメが15センチ以下、ウグイが10センチ以下、カジカが5センチ以下。あわせて尾数制限があり、イワナとヤマメは1人1シーズンあたり20尾、カジカは50尾を超えて持つことができない。1日ではなく1シーズンで数える尾数制限は全国でも数が少なく、この漁協の性格をよく表している。漁具はがら掛けとひっかけ釣りが禁止。通年の禁止区域が3か所ある。シトナイ沢、岩井沢、北桧木内川の、それぞれ起点から直近の砂防堰堤までの区間で、期間を問わず遊漁ができない。またアユについては、玉川と生保内川以外の区域が通年で禁止されている。アユ狙いでこの水系の枝沢に入ることはできない。外来魚のオオクチバス、コクチバス、ブルーギル、ブラウントラウトは再放流が禁止されている。遊漁料はイワナとヤマメが日券1,300円、年券7,400円、全魚種だと日券2,000円、年券9,000円。中学生以下と身体障害者手帳3級以上の人は無料で、現場で漁場監視員に納めると800円が加算される。売り場は15か所あり、田沢湖漁協の事務所のほかに、鶴の湯温泉、黒湯温泉、蟹場温泉、妙乃湯温泉、休暇村乳頭温泉郷と乳頭温泉郷の宿が5軒並ぶのが特徴になる。ほかにヤマザキデイリーストア田沢湖高原店、ローソン田沢湖生保内店、ローソン田沢湖造道店、セブンイレブン田沢湖店、ペンション仙人、峠の茶屋、島川商店、青荷山荘、民宿惣之助。フィッシュパスのオンラインでも買える。秋田県内水面漁業協同組合連合会の県内共通遊漁券を使うと、内共第13号と第22号を除く内共第1号から第25号までの全漁場でイワナとヤマメが年15,000円になる。

管轄漁協:田沢湖漁業協同組合

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釣行記2

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