
阿武隈川
福島県
本宮市で五百川を合わせたあと、二本松市、福島市、伊達市を抜けて桑折町・国見町で宮城県境に達するまでの区間。上流の白河・西郷と中流の郡山・須賀川は別のページに分けてある。二本松では稚児舞台の岩畳、福島市では蓬莱峡と信夫ダムが川を狭め、そのあいだは福島盆地の広い里川になる。 この区間の本流に渓流魚を求めて入る人はほとんどいない。竿を出しているのはコイ、ヘラブナ、そしてスモールマウスバスの釣り人で、蛭川や八反田川の合流点、徳江大橋、高子沼のあたりがバス釣りの定番になっている。ヤマメやイワナを狙うなら、吾妻連峰から落ちてくる荒川と須川の支流筋か、安達太良山側の杉田川・原瀬川・烏川・湯川、飯坂の摺上川に入ることになる。 この水系でいちばん大事な制度は、原発事故に伴う出荷制限がいまも続いていることである。ヤマメは阿武隈川の本流・支流とも平成23年6月6日から国の出荷制限の対象で、区域の解除はされていない。イワナは平成24年4月5日から信夫ダムより下流の本流が対象になっていて、逆にいえば信夫ダムより上流のイワナは対象から外れる。福島県内のフライフィッシング情報サイトが伝えるところでは、2021年4月から信夫ダムより上流のイワナ釣りが解禁された。2012年ごろは県内の川そのものが釣り禁止の状態で、地元の書き手が「福島県は釣り禁止なのですが」と書いている。行く前に最新の扱いを漁協に確かめたほうがよい。 福島県内水面漁業調整規則の別表には、この区間に永年の禁漁区がひとつある。福島市地内の東北電力信夫発電所の堰堤上流端から上流350メートルまでと下流250メートルまでの区域で、遊漁規則ではなく調整規則のほうに書かれている。 阿武隈川漁業協同組合は組合員1,400人と県内最大だが公式サイトを持たない。事務所は福島市宮代字上川原10番地。遊漁期間はいわな・やまめが4月1日から9月30日まで、こい・うぐい・うなぎ・ふな・わかさぎが通年、あゆが7月1日から12月31日までの範囲で組合が公示する期間。全長制限はこい・やまめ・いわなが15センチ、うなぎ21センチ、うぐい6センチ。遊漁料はあゆ以外の魚種の竿釣りで1日900円、遊漁現場1,000円、年5,000円。全魚種だと1日1,500円、現場2,000円、年7,000円になる。未就学の幼児と小学生は無料、中学生は年700円、肢体不自由者は半額。 漁業権の区域から外れている川がこの区間に6つある。松川、山舟生川、大笹生ダム堰堤から上流の八反田川、鍛冶屋川、鍛冶屋川との合流点から上流の須川、白津川である。遊漁券が要らない代わりに放流も監視もない。 支流のうち広瀬川、移川、口太川、女神川、小国川、東根川、塩野川、産ヶ沢川、八反田川、安達太良川、油井川、百日川、水原川、木幡川、針道川、松川、山舟生川は、川ごとに検索をかけたが渓流の釣行の記録が見つからなかったため個別のページを作っていない。
管轄漁協:阿武隈川漁業協同組合
支流・沢4
釣行記41
支流の動画4
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