渓流手帖

荒川

福島県

吾妻連峰の東斜面、浄土平のあたりに源を発して東へ下り、土湯温泉の街を抜け、福島市南部の水林自然林や佐倉のあたりを流れて阿武隈川に合わさる支流。支流に東鴉川、西鴉川、塩ノ川がある。 国土交通省が毎年出す一級河川の水質調査で「水質が最も良好な河川」に十年以上連続して選ばれてきた川で、環境省の平成の名水百選にも入っている。ところが釣り場としての評判はこれと一致しない。源が浄土平で、流域に温泉が多いために水が酸性に傾いていて、魚が少ないと地元では言われている。市街地に近い区間で釣ろうとした県外の釣り人が、通りかかった地元の年配者に「ここはいかんよ、さっぱり魚がいない」と止められ、別の川へ案内された話が残っている。土湯温泉街の区間は堰堤が連なっていて、竿を出す気になれないと書く釣り人もいる。 まったく釣れないわけではない。国道115号の土湯街道を会津方向に走って山への登り口に近い、いつも河川工事をしているあたりでは、フライにヤマメが出る。20センチ前後の成魚放流ものが中心で、なかにイワナとの交雑らしい虫食い模様の個体が混じることもある。水はブルーに澄む。 1998年8月の豪雨で堤防の一部が決壊し、その後に大きな改修が入っている。上流部には国内でも有数の規模の砂防施設群があり、東鴉川第一堰堤のように文化財として登録されているものもある。水林自然林はキャンプや芋煮でにぎわう場所で、釣りには向かない。 同名の川が全国に多い。山形県の荒川、埼玉県の荒川、栃木県の荒川はいずれも別の川で、検索するとそちらが先に出てくる。

管轄漁協:阿武隈川漁業協同組合

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支流・沢4

釣行記29

釣り方:

支流の釣行記23

支流の動画3

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