渓流手帖

張骨沢

新潟県

新保川の源流部で又次郎川内沢に出合う沢。金北山の沢口登山道から滝が見える。出合いには落差10メートル以上の不動滝があり、その上流に七つ滝と呼ばれる滝群があるが、その全貌はまだ確認されていない。 2020年11月に下から遡行したときは落差10メートルのF1が越えられず、高巻きの途中からF2を遠くに見たところで敗退。2022年5月に片辺越えルートの標高800メートル地点から源流に下って上から攻めたが、上から1番目(3〜4メートル)、2番目(4〜5メートル)と下って標高710メートル地点で15メートルはある大滝に出くわし、右も左も下降できずここでも全貌には届かなかった。2023年10月の4度目も、左岸の小沢からF2に下りようとして岩壁に阻まれている。攻略は右岸側の尾根筋からしかなさそうだ、というのが今のところの結論になっている。 滝より上には魚がいない。標高770メートル付近まで下ってもアタリも魚影もなかったと書かれている。 国府川漁業協同組合は2018年2月23日に解散を決議し、以後この水系に漁業協同組合は無く、第五種共同漁業権も設定されていない。新潟県の内水面漁場計画で佐渡島に置かれている漁業権は内共第22号の羽茂川ただ一つで、国府川水系はそこに入らない。したがって遊漁券は要らない。ただし管理する母体が無くなっても新潟県内水面漁業調整規則は県内のどの川にもかかるので、いわなとやまめは10月1日から2月末日までが禁漁、全長15センチ以下は通年で採捕できない。解禁が3月1日であることは漁協があった頃と変わらない。 放流をする組織が無いので、いま釣れる魚は自然に再生産されたものか、漁協時代に放流された魚の子孫ということになる。国府川水系の岩魚の稚魚は魚野川あたりから持ってきたものだと漁協関係者が話しており、島外の系統が混じっている可能性がある。漁協が解散してからは山女魚の姿が消え、残った岩魚も源流部で細々と生きている状態が続いている。数が少ないので、持ち帰る数は自分で決めるほかない。

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釣行記8

釣り方:
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