渓流手帖

長谷川

新潟県

大野川に左岸から合流する国府川水系の二級河川で、旧畑野町の長谷から坊ケ浦、仙道を経て目黒町で大野川と合流する。長さは6,600メートルと竹田川より長い。地元では古くから「新川」と呼ばれてきたが、その由来は分かっていない。二級河川の起点は長谷滝とされているが、長谷寺から300メートルほど上流のあたりを探しても、それらしい滝は見つかっていない。 上流まで行っても渓流魚がいるような川には見えず、2022年10月の調査でも魚影は確認できなかった。子供の頃はフナやコイの好釣り場で、春には海からイトヨやウグイが上ってきた。鱒や鱒の子が捕れたという話も残っていて、それが本当ならサクラマスとヤマメがまれに遡上していたことになる。坊ケ浦にはお滝と呼ばれる滝があるが、ゴミが散乱していて魚がいる気配はない。 支流に何代川、武井野川、道田川、大清水川がある。このうち何代川は渋沢から何代、仙道を経て目黒町で長谷川に合流する長さ2,620メートルの川で、上流まで行っても里の川で渓流と呼べるところはない。昔はフナ、コイ、タモロコが主体だったが、今はカワムツが増えている。 国府川漁業協同組合は2018年2月23日に解散を決議し、以後この水系に漁業協同組合は無く、第五種共同漁業権も設定されていない。新潟県の内水面漁場計画で佐渡島に置かれている漁業権は内共第22号の羽茂川ただ一つで、国府川水系はそこに入らない。したがって遊漁券は要らない。ただし管理する母体が無くなっても新潟県内水面漁業調整規則は県内のどの川にもかかるので、いわなとやまめは10月1日から2月末日までが禁漁、全長15センチ以下は通年で採捕できない。解禁が3月1日であることは漁協があった頃と変わらない。 放流をする組織が無いので、いま釣れる魚は自然に再生産されたものか、漁協時代に放流された魚の子孫ということになる。国府川水系の岩魚の稚魚は魚野川あたりから持ってきたものだと漁協関係者が話しており、島外の系統が混じっている可能性がある。漁協が解散してからは山女魚の姿が消え、残った岩魚も源流部で細々と生きている状態が続いている。数が少ないので、持ち帰る数は自分で決めるほかない。

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釣行記2

釣り方:
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