
早口川
秋田県
秋田県大館市の旧田代町を北から南へ流れ、米代川に注ぐ支流。霊峰と呼ばれる田代岳(1,178メートル)を源とし、東隣の岩瀬川と東西に並行して流れる。中流に早口ダムがあり、ダム湖は長慶湖という。魚の分布が上流から下流へはっきり分かれている川で、早口ダムより上流がイワナ、ダムより下流の中流域がヤマメ、最下流がアユになる。地元では大鮎の里と呼ばれ、水源の上流域に幻の金山とされる長慶金山があったことから、その金山から流れる清流で育った鮎の追星は金色だと語られている。渓流としては、ダムより上流は林道が走っていて林道から本流までの障害もなく竿を出しやすい。ただし本流は水量が多く川幅も広いので、それなりの準備が要ると河川別のガイドを書く釣り人が注意している。源流域にはエゾイワナ(トウホクイワナ)が残っていて、32から33センチの記録がある。この川で知っておきたいのは、水量がダムに左右されることになる。本流は早口ダムで発電に水を使い、そのうえ水を調整するので流れが細いことがある。放流のときは早口ダムの広報車が川沿いを回って呼びかける。増水しても引きは早く、濁りも数時間で取れるので、米代川の本流が数日にわたって釣りにならない状態でも竿が出せることがある。これは隣の岩瀬川と共通の性格になる。源流から山越えで三ツ森(749メートル)の脇を通り、沢のように水が流れる林道を抜けると、隣の岩瀬川の上流へ入れる。この道があるので、その日の川の状態や気分で2つの川を行き来できる。ただし2020年に訪ねた釣り人は、道路崩壊で通れないという表示に引き返している。支流は薄市沢、味噌内沢、寄沢、高岨沢、小高四郎沢、大割沢など。最上流部は大川目川と呼ばれ、峠側から下ってくる澄川沢に長慶沢と沼沢が合わさって大川目川となり、さらに大割沢と合わさって早口川になる。この大川目川と同じ名前の川が、隣の岩瀬川の上流部にもある。同じ流域の中に同名の川が2本あるので、記録を読むときは早口側か岩瀬側かを地名で見分ける必要がある。流域の早口地区は明治のころに早口営林署が置かれ、秋田杉とブナの産地として林業で栄えた町だった。上流には天然秋田杉を運び出した早口森林鉄道の跡が残る。早口小学校が1992年から続けている徒渡り学習会は、弘前藩の参勤交代の行列がこの川を歩いて渡ったことにちなむ行事になる。読みははやぐちがわ。国土交通省の水位観測所のかな一覧と日本郵便の郵便番号データがいずれもハヤグチとしている。はやくちがわと書かれることも多いので注意したい。
管轄漁協:田代漁業協同組合
支流・沢2
釣行記21
動画4

【渓流釣り】秋田県早口川を釣査!ヤマメの魚影が濃い!秋田の渓流釣査TV
岩瀬林道→早口ダムrestaurant japonais wasabi
支流の動画1
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