渓流手帖

一ノ又沢

秋田県

粕毛川の上流部に合わさる大きな支流で、素波里ダムより上、十文字沢の渡河点より上流にあたるため通年禁漁になる。白神山地の世界自然遺産地域の緩衝地域で、その先が秋田県側の核心地域になる。竿は出せないが、この沢のようすが分かる記録は残っている。藤里町と白神山地世界遺産センター藤里館が主催するエコツアーが、粕毛川沿いから望む世界遺産という名前でこの沢を歩いている。行程は、藤里駒ヶ岳の樺岱登山口の手前にある越路林道の終点まで車で入り、林間の踏み跡を高低差およそ200メートル下って粕毛川に降り、河原を整地してテントを張って一泊、午後に一ノ又沢を2時間ほど遡って同じルートを引き返す、というもの。参加した山岳会は、大きな滝はなく沢登りとしての技術的な困難さは低くザイルは使わなかった、沢は渇水期にもかかわらず水の透明度が高く、イワナはいなかったものの魚影が頻繁に見られた、と書いている。町のブログのほうは、大きな渕で泳いでいるのは岩魚でしょうか、禁漁区になっているこの場所の魚は人に釣られることを知らないせいか、よく姿を見せてくれます、もしここで釣りができたら大漁間違いなしなんだろうなあ、と書いている。同じ行程で熊の糞も見つかっている。合流点のあたりまでは粕毛川の右岸に林道が延びているが、林道探索の記録は、かつて林鉄の軌道ルートであったこの林道は立ち入ることが躊躇われる荒れっぷりだと書いている。古い河川ガイドも、この一連の沢に入るには本流を渡るしか方法がない、長靴で入る沢ではない、と書いていた。

管轄漁協:粕毛漁業協同組合

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釣行記4

  • 一の又沢林道
    林道探索の書
  • 20015年8月29日〜30日 白神山粕毛川エコツアー | 矢留山岳会ブログ
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