渓流手帖

甲沢

秋田県

真木渓谷のいちばん奥で真木川に落ちる沢。読みはかぶとさわで、詰め上がる甲山(1,012メートル)と同じ読みになる。斉内川の源はこの甲山にある。地図に沢の名前が載っていないので、このページの位置はおおよその目安になる。地元の山岳ガイドが2012年7月に遡行した。日本登山体系に載っている和賀山塊の沢は全部入ったので、載っていなくて他にいい沢はないものかと2万5千分の1地形図を見ながら探していて目を付けた沢だ、と書いている。ネットで検索しても遡行記録は皆無だった。車は薬師岳避難小屋の手前まで、薬師岳の登山口である甘露水の1キロメートルほど手前から歩き始める。その駐車場から20分ほどで登山道と交差して甲沢に合流し、2本目の沢になる。出合いは細くて不安になるが、10分から20分遡行すると小滝の連続になる。やや暗い沢だが滝登りが面白く、ナメ床も出てくる。この沢は漁業権の設定された区域には入っていない。この一帯には1級から2級の沢が多い。1級は初心者向きで岩場のIII級をリードできれば多くの場合ロープが要らない、2級は中級者向きで滝の直登にロープを要する部分があり高巻き技術も必要、という区分になる。初心者だけでの入渓は避けて、熟達者と一緒に入りたい。

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釣行記2

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