渓流手帖

亀石川

新潟県

十日町市松之山浦田で渋海川に合流する小さな支流。一級河川の指定は受けておらず、県の河川一覧には名前が載っていない。 細い流れだが、イワナの魚影は本流の渋海川より濃い。川の規模を考えると入渓する人が少ないためだろうと書き手は見ている。合流点のあたりでは川が道路の下の土管から吐き出されていて、その深みは絶好のポイントに見えるが反応がないことが多い。釣り上がるにつれて型が上がっていくのがこの川の特徴で、最初は小物が続き、残雪が川に覆いかぶさる手前でその日いちばんの良型が出た記録がある。 ポイントは深場が中心。瀬でも底石が見えないくらいの深さがあればイワナが付いている。枝が川面を覆っていてその下をくぐるようにして進むので、仕掛けは1.5メートルほどのちょうちんになる。それ以外に落差も危険箇所もなく、まずは釣りやすい渓流といえる。 水質はさほど良くない。早朝でもササ濁り気味なのは、源流部の山々が衝立のように切り立っていて、雪崩と一緒に山肌が大きく削られるからだと考えられている。餌はカワゲラでも食ってくるが、濁りを考えるとミミズのほうが有利かもしれない。廃田のあとが水芭蕉の群生地になっている。 雪が消えて源流域への道路が開通してからでないと入れない。5月下旬でも早朝は寒い。 この水系には漁業協同組合が無い。新潟県の第五種共同漁業権は内共第1号から第22号までの22本で、渋海川にかかるのは信濃川とその支川を対象にした内共第10号だけだが、その漁場区域からは「長岡市塚野山地内の小坂橋下流端から上流の渋海川」が除かれている。県の漁場図でも小坂橋の位置に印があり、そこから上流は支流までまとめて漁場の色が塗られていない。つまり河口近くのわずかな区間をのぞいて、渋海川の流域は丸ごと漁業権の外にある。生物多様性保全ネットワーク新潟が2010年から2012年に行った調査報告「渋海川の魚類相」にも、サケやアユなどの有用魚は迷入する程度で内水面漁業は成り立たず、魚沼漁業協同組合の漁業権も塚野山の小坂橋より上流には及ばない、と書かれている。 したがって遊漁券は無く、放流も監視も行われていない。かわりに新潟県漁業調整規則が全域にかかる。第37条により、いわなとやまめは10月1日から翌年2月末日までが採捕禁止で、実質の期間は3月1日から9月30日まで。全長15センチ以下のいわな・やまめは一年を通して採捕できない。第35条は電流、瀬干し、ごろかけ、潜水器、水中銃、火光による採捕を禁じている。ブラックバス類とブルーギルは再放流も禁止されている。 岡山県に同じ名前の亀石川があるので、検索には松之山か十日町を足したい。

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釣行記2

釣り方:
  • 渋海川 2015
    渓流散策とか日々のことども
    エサ釣り
  • 渋海川支流・亀石川
    奥信越の渓
    エサ釣り

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