渓流手帖

北ノ又沢

秋田県

馬場目川の源流域を構成する沢のひとつ。出合いの近くに北ノ又の集落があり、映画のロケ地になった茅葺き民家と巨岩のネコバリ岩はこの集落の奥にある。県の資料は北ノ又上流部の巨岩を良好な景観として挙げている。林道を2キロほど入ったところに入渓点がある。この沢に入った釣り人の記録には、隣の中ノ又沢と分かれて入った4人組がアタリの無さに驚いていたという話や、同じ日にネコバリ岩から先が道路欠損で通行止めになっていたという記述が残っている。注意が要るのは山蛭と熊になる。4人で入渓した釣り人は、林道を歩いていて相棒の首筋に2センチほどのこぶのような塊が2か所できているのに気づき、よく見ると山蛭が血を吸って腹が膨れていた、火のついた煙草を押し当ててようやく離れたが傷口からの出血がなかなか止まらなかった、と書いている。山蛭は木の葉などにとまっていて動物の体温に反応して落ちてくるので、噛まれたときも痛みは感じない。その騒ぎが収まった直後、地元の猟師が現れて人を襲った手負いの熊が渓流沿いにいるから山を下りるようにと告げられたという。名前の同じ沢が岩手県の葛根田川にもあり、そちらは沢登りの記録が多い。検索するとほとんどが葛根田川の記録になるので、五城目や馬場目といった語を足す必要がある。

管轄漁協:馬場目川漁業協同組合

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支流・沢1

釣行記3

支流の釣行記1

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