渓流手帖

小糸沢川

山形県

鼠ヶ関川の上流、関川集落のすぐ上で北から合流する支流。源頭が摩耶山の山頂の真下にあり、沢を登る人たちはこの沢を鼠ヶ関川左俣と呼んでいる。入渓の記録は、鼠ヶ関川の上流は小糸沢川と南鼠ヶ関川とに関川集落のあたりで分かれる、と書く。釣りの記録はほとんど残っていないが、沢登りの対象としてはよく知られるようになった。入渓してすぐにゴルジュが始まり、河原からいきなり姿を変える。朝日の差し込むゴルジュは幻想的で、小滝を登りながら気持ちよく進める。核心は標高440メートル付近に落ちる四段40メートルで、二段目のチムニー滝までは直登、三段目は左岸から巻くか水線の右端を登り、四段目は左岸巻きになる。その先の7メートル滝はホールドが豊富でシャワークライミングで抜けられるが、そのあとに登れそうで悪い10メートル弱の滝が三本ほど続く。終盤の10メートル滝はザイルを出して直登すると結構悪く、左岸を巻くほうが早い。詰めは沢型を追っていくと薄い藪漕ぎ数分で登山道に合流し、そこから山頂までは10分ほど。全体としては中級者向けで、三級と評価されている。入渓地点へ通じる林道は重機の作業道になっており、転回スペースに四台ほど停められる。駐車スペースのすぐ下に沢が見えるが崖になっているので、少し下流に歩いてから降りる。2024年の時点でネット上の記録は一件ほどしかない隠れた沢だったが、その年の9月1日に東北と越後の沢屋六人が一度に入り、記録が一気に増えた。2016年にも遡行の記録がある。二俣で右俣に入り、南鼠ヶ関川へ下降するルートを取った記録もある。漁業権の区域は河口から上流の鼠ヶ関川とその支流なので、この沢は漁場の内側に入る。よみは公的な資料で確かめられなかったため空けてある。同じ字の小糸は千葉県君津市の小糸川、神奈川県藤沢市の小糸、それに自動車照明の小糸製作所が検索の上位に来るので、鼠ヶ関や摩耶山を添えて探したい。

管轄漁協:温海町内水面漁業協同組合

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釣行記6

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動画1

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