渓流手帖

中野俣川

山形県

庄内小国川の中流に南東から合流する支流。国道345号から源流域までが約4.0キロあり、途中に堰堤が二か所、下の堰堤から上の堰堤までが約1.4キロある。上の堰堤まで地図に林道の記載はないが、廃道になった道が残っていて歩くことはできると入渓の記録は書く。下流域には稲田があって里川の姿をしている。沢登りの記録も二本あり、どちらも新潟の沢屋によるものである。2020年には温海川水系の南俣川を遡ってこの川を下降しており、そのときは支流も本流も困難な場所がほとんどなく、ロープを一度も使わずに2時間30分で下れたと書いている。中野俣川の林道は未舗装で、車で入れるところから南俣川の林道終点までは標高差100メートルの峠越えを含む6.2キロで、自転車なら30分ほど。中野俣川側には駐車場と呼べる場所がない。2024年には左岸の農道から入り、標高410メートルの三俣を右俣へ入って登り、中俣を下っている。右俣にはそれなりに滝があるが登れる滝は少なく、三段20メートルの滝は右岸を高巻いた。源流部にはイモリが非常に多く、標高811メートルの地形図に池と書かれた場所は湿原状になっていて、分厚い苔のマットの上でイモリが群れ、イトトンボが舞っていたという。三俣のすぐ下流には打ち捨てられた取水管の入口と、溝とパイプの残骸が残っている。漁業権の区域は庄内小国川とその支流までで小支流の語がないため、この川へ注ぐ沢は漁場の外にあたる。古い河川案内は中野保川という表記を使っている。酒田市にも同じ字の中野俣川があり、そちらは最上川水系相沢川の支流で白糸の滝や炭焼道の隧道で知られるため、検索するとまず向こうが出てくる。

管轄漁協:温海町内水面漁業協同組合

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釣行記3

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