
庄内小国川
山形県
鶴岡市の南部、旧温海町を流れて日本海に注ぐ二級河川。読みは「しょうないおぐにがわ」で、摩耶山の山ふところを源として北西へ下り、越沢、小国、木野俣、槙代の集落を抜けて大岩川で海に出る。上流部は地図によっては単に小国川と書かれる。漁協は「稲田の中を流れる里川」と紹介しており、実際に下流域は護岸の続く区間が長い。2000年にここを歩いた釣り人は、行けども行けども護岸が続くと書き残している。それでも護岸の切れ間から降りれば魚はいて、同じ釣行で六寸のヤマメが並び、堰堤下では七寸のイワナとヤマメが続けて出ている。上流の国道沿いは釣り下るのにちょうどよい渓相で、ここはイワナとヤマメの混生域になる。2008年の記録では、増水の引き際にこの区間でイワナ十八から二十四センチが八匹、別の日には取水堰手前の落ち込みで三十センチのヤマメが上がっている。この川のいちばんの強みは水の引きが早いことで、庄内一帯が増水して濁ったときに、まっさきに釣りになるのが庄内小国川と鼠ヶ関川だと地元に通う釣り人は書いている。フライで通う新潟の釣り人はイブニングの川として使っており、ヤマメとイワナが出る一方でハヤも非常に多い。かつては上流に養鱒場があってニジマスが逃げ出し、大きく育ったものが釣れる川として知られていたが、養鱒場は2010年ごろに無くなり、それからニジマスは出てこなくなった。2011年夏の大水で川底が浅くなって流れも変わり、堰堤と県道の工事も入って川相が動いている。秋にはサケがのぼる。大岩川には庄内小国川漁業生産組合のふ化場があり、天魄山の伏流水でサケの稚魚を育てている。地元のあつみ小学校の四年生が毎年ここで採卵と人工授精を体験し、翌年三月上旬に稚魚を川へ放す取り組みが続いている。遊漁は温海町内水面漁業協同組合の管轄で、イワナ、ヤマメ、ウグイが4月1日から9月30日、サクラマスが4月1日から8月31日、アユが7月1日から10月31日。雑魚は日券1500円、年券6000円で、午後だけの半日券750円が販売店の窓口にある。現場での加算金は1000円。全長制限はウグイ10センチ以下、イワナとヤマメ15センチ以下を放すことになっている。漁法は手釣りと竿釣り、それにカジカに限ってすくい網とやすが認められる。大岩川地内の岩川橋から河口までは全魚種が周年禁漁で、県の資料はこの橋を大岩川橋と書いている。支流のうち広谷川と長沢川は、本流との合流点から上流が周年禁漁になっている。県の禁止区域の表はサクラマスとイワナだけを挙げているが、漁協の規則はここにニジマス、ウグイ、カジカを加えているので、この二本では渓流魚を狙わない。令和8年度の放流はアユ80キロとイワナ2000尾。日本海東北自動車道のあつみ温泉インターチェンジが大岩川地区にあり、そこから県道348号温海川木野俣大岩川線が川沿いに上流へ延びている。この県道は木野俣で国道345号に出るまで12.6キロで、途中に852メートルのあつみ温泉トンネルがある。鼠ヶ関川、温海川、五十川と合わせて温海四渓流あるいは温海四河川と呼ばれ、四本は約5キロ間隔で平行に日本海へ注いでいる。ただし五十川だけは山戸漁業協同組合の管轄で遊漁券が別になる。最上町と舟形町を流れるアユの名川、最上小国川とはまったく別の川で、単に小国川と検索すると向こうが出てくる。
管轄漁協:温海町内水面漁業協同組合
支流・沢3
釣行記28

- おじんたぬき 山形県 渓流 イワナ釣り #1
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支流の釣行記5
支流の動画1
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