渓流手帖

濁川

新潟県

十日町市新座乙を流れ、蕨平橋のすぐ下流で飛渡川に合流する支流。延長1.9キロ。名前のとおり濁りやすく、飛渡川の下流域に渓流魚が広がらない原因はこの川にあると言われてきた。ただし雨のない日が続けば水は静かに澄み、青緑の美しい流れになる。 下流域は砂礫の平瀬が延々と続き、しばらく川の中を歩き通すことになる。石が大きくなってくると流れに変化が出はじめるが、ポイントは小さな落ち込みと流れ込みで淵のような大場所はない。川の石が青白くきれいすぎるのは付着藻類が少ないためで、川虫も魚も多くはない。それでも15センチ前後のヤマメが出て、左から入る滝の下で数が出ることがある。20センチのヤマメも釣れている。 遡行を続けると両岸から岩が迫って思いのほか迫力のある渓相になり、古い砂防堰堤の滝が現れる。ここが魚止め。9月半ばには釣れたヤマメがわずかに色づいている。大物はいないし数も出ないので、好事家でなければ興味は示さないだろう、こういうところは放っておいたほうがいいのかもしれない、と書き手は記している。支流に滝の沢川が入る。 漁業権は内共第10号で、信濃川とその支川に設定された1つの免許を6つの漁協が分け合っている。十日町市と津南町、小千谷市の一部を受け持つのが中魚沼漁業協同組合(十日町市干溝壬1508、025-763-3012)。組合が管轄河川として挙げているのは清津川、釜川、中津川、飛渡川、七川で、事務所は清津川と信濃川の合流点近くにある。昭和26年に結成された県内でも古い組合で、組合員は最盛期の700余名から225人ほどまで減っている。 遊漁規則の対象魚種はあゆ、こい、ふな、うぐい、うなぎ、かじか、にじます、いわな、やまめの9種。いわな、やまめ、にじますの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。全長制限はこい、ふな、うぐい、いわな、やまめが15センチ以下、うなぎが25センチ以下の採捕禁止。漁具は竿釣と投網で、竿の長さにも網目にも制限はない。 遊漁料(税抜)は、やまめ・いわな・にじます・こい・ふな・かじか・うなぎ・うぐいの竿釣が1年6,000円、1日1,000円。あゆを含む全魚種の竿釣は1年10,000円、1日2,000円。こい・ふな・うぐいだけなら1日300円。投網は1日3,900円。小中学生以下は無料、肢体不自由者は半額で、現場で漁場監視員に納めるときは1,000円が加算される。新潟県内水面漁連の県内共通遊漁承認証(年13,200円)でも竿釣ができる。 通年の禁止区域は2か所。JR鹿渡鉄橋下から津南町鹿渡新田甲地先までの600メートルの区間と、十日町市宮中地内のJR東日本宮中堰堤の上流端から上流200メートル、下流端から下流750メートルまでの区間(魚道を含む)で、どちらも信濃川本流にあたる。 新潟県内では上越の矢代川水系にも濁又川があり、十日町市松代の渋海川水系にも別の濁川がある。長野県、静岡県、福島県にも同名の川があるので検索には地名を足したい。

管轄漁協:中魚沼漁業協同組合

この川をシェア:𝕏 でシェアLINEで送る

釣行記3

釣り方:
  • 渓流散策とか日々のことども 2021 濁川
    渓流散策とか日々のことども
  • 渓流散策とか日々のことども 濁川の子ヤマメと遊ぶ
    渓流散策とか日々のことども
  • 濁川
    奥信越の渓
    エサ釣り

この川の釣りに使う道具広告

渓流釣りの定番と、この川で多い釣り方に合わせた道具です。

※ 上記のリンクは広告(アフィリエイト)を含みます。購入により当サイトが紹介料を受け取ることがあります。