渓流手帖

飛渡川

新潟県

十日町市の東部、中条から新座にかけての山あいを流れて信濃川に注ぐ川。延長10.5キロ。読みは「とびたりがわ」。中魚沼漁協が管轄河川に挙げている5河川の1つで、サケの放流も行われていて「鮭、鱒は調査目的以外では捕獲が禁止されています」という漁協の看板が立つ。地元の飛渡第一小学校が毎年この川で稚魚の放流と水質・生き物の調査を続けている。 渓流釣りができるのは蕨平橋より上流。国道252号から県道59号に入り、約1キロで右折して県道214号に入るとすぐに蕨平橋がかかる。橋から下流を見ると左から濁川が合流していて、この濁川が澄むことの少ないドロ川のため、渓流魚が下流域まで生息圏を広げられないと考えられている。 蕨平橋から上はよく整備された農道が川沿いに続き、釣り上がるのに都合がいい。コンクリートブロックを積んだ落差の小さい深場が点々とあり、そのどこからでもニジマスが出る。竿抜けになっている区間で、ここ数年は誰も竿を出していないような反応が返ってくる。障害物が少ないので3.6メートルの竿に同じ長さの通し仕掛け、イトは0.8号か0.6号でよい。大きな砂防堰堤(大石を積み上げた斜面のもの)までが魚信のある範囲で、その上は平瀬が続く。 蕨平橋から1キロほど上で川は二つに分かれ、右が支流の枯木又川。この合流点のすぐ上の瀬から体色の淡いイワナが出て、最初の砂防堰堤の下では25センチ級も出る。そこから上流は水田地帯を流れる護岸区間になるが、それでも魚はいる。源流域は砂防堰堤で細かく仕切られていて期待は薄いものの、35センチが出た記録もある。 平瀬が多く雨が降るとすぐ濁流になる川で、ポイントが少ないと敬遠されてきた。夏でもボサ川にはならないので盛期にも竿は出せる。28センチの体高のある幅広ヤマメが出たこともある。 漁業権は内共第10号で、信濃川とその支川に設定された1つの免許を6つの漁協が分け合っている。十日町市と津南町、小千谷市の一部を受け持つのが中魚沼漁業協同組合(十日町市干溝壬1508、025-763-3012)。組合が管轄河川として挙げているのは清津川、釜川、中津川、飛渡川、七川で、事務所は清津川と信濃川の合流点近くにある。昭和26年に結成された県内でも古い組合で、組合員は最盛期の700余名から225人ほどまで減っている。 遊漁規則の対象魚種はあゆ、こい、ふな、うぐい、うなぎ、かじか、にじます、いわな、やまめの9種。いわな、やまめ、にじますの遊漁期間は3月1日から9月30日まで。全長制限はこい、ふな、うぐい、いわな、やまめが15センチ以下、うなぎが25センチ以下の採捕禁止。漁具は竿釣と投網で、竿の長さにも網目にも制限はない。 遊漁料(税抜)は、やまめ・いわな・にじます・こい・ふな・かじか・うなぎ・うぐいの竿釣が1年6,000円、1日1,000円。あゆを含む全魚種の竿釣は1年10,000円、1日2,000円。こい・ふな・うぐいだけなら1日300円。投網は1日3,900円。小中学生以下は無料、肢体不自由者は半額で、現場で漁場監視員に納めるときは1,000円が加算される。新潟県内水面漁連の県内共通遊漁承認証(年13,200円)でも竿釣ができる。 通年の禁止区域は2か所。JR鹿渡鉄橋下から津南町鹿渡新田甲地先までの600メートルの区間と、十日町市宮中地内のJR東日本宮中堰堤の上流端から上流200メートル、下流端から下流750メートルまでの区間(魚道を含む)で、どちらも信濃川本流にあたる。

管轄漁協:中魚沼漁業協同組合

この川をシェア:𝕏 でシェアLINEで送る

支流・沢2

釣行記7

釣り方:
  • 飛渡川・枯木又川
    奥信越の渓
    エサ釣り
  • 渓流散策とか日々のことども 病み上がり
    渓流散策とか日々のことども
  • 渓流散策とか日々のことども 飛渡川
    渓流散策とか日々のことども

支流の釣行記4

  • 渓流散策とか日々のことども 2021 濁川
    渓流散策とか日々のことども
  • 渓流散策とか日々のことども 濁川の子ヤマメと遊ぶ
    渓流散策とか日々のことども
  • 濁川
    奥信越の渓
    エサ釣り濁川
  • 飛渡川・枯木又川
    奥信越の渓
    エサ釣り枯木又川

この川の釣りに使う道具広告

渓流釣りの定番と、この川で多い釣り方に合わせた道具です。

※ 上記のリンクは広告(アフィリエイト)を含みます。購入により当サイトが紹介料を受け取ることがあります。