
大野川
岩手県
大船渡市猪川町で盛川に西から合わさる支流。中流に小さなダムがあり、そこを起点に大野川と大森沢の二つに分かれる。ダムとはいえ貯水量はわずかで、堰堤に近いしっとりとした雰囲気の水面をつくっている。 大きめの砂防堰堤があり土砂がかなり溜まっている。堰堤から上流へ入ると流れは細いが、高低差が大きくなるにつれて魚の着く淵が増える。イワナの領域と思って入るとヤマメも混じり、小型が群れているので数は多い。両岸が崖になっていて林道との高低差が激しく、退渓に手間がかかる。鹿の足跡が多く、クマの気配もある本物の山の沢である。 昭和50年代には長く周年の禁漁区にされていた川で、解禁されるまで十数年かかったと、大船渡で育った釣り人が回想している。当時から水中を走る魚影は多いのに型は小さかったという。支流の大森沢も人が入らない沢で、歩くとあちこちで黒い影が走る。 支流の西山沢には秋宿(あきやど)ノ滝を筆頭に見ごたえのある滝がいくつも懸かる。このあたりは井戸洞渓谷とも呼ばれる。ほかに川欠沢、気仙城沢、大森沢が枝を出している。林道は集中豪雨のたびに大きく荒れ、四輪駆動でも進めなくなることがある。 大分県の大野川が全国的に有名なので、調べるときは大船渡や盛川を添える必要がある。
管轄漁協:盛川漁業協同組合
釣行記14
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