
猿ヶ石川
岩手県
岩手県の中央部、北上高地の薬師岳の南斜面に源を発し、遠野盆地で多くの支流を集めてから西へ向きを変え、田瀬湖(田瀬ダム)を経て花巻市で北上川に注ぐ川。流程は70キロメートルを超え、北上川の支流の中でも大きな川のひとつ。柳田國男の『遠野物語』の舞台を流れる川で、カッパ淵や座敷わらしの伝承が残る土地を縫っていく。表記は猿ケ石川、猿が石川とも書かれる。 釣り場としては、流域のどこを取っても性格がはっきり分かれる。源流に近い附馬牛(つきもうし)から上は森の中を流れるイワナの渓で、薬師岳から下る七郎沢などの源流部は沢登りの対象にもなる。附馬牛から遠野市街まではヤマメが主になり、里の田園の中を穏やかに流れる区間が続く。川底は砂地が多く、葦の茂る浅瀬と、大岩や淵が突然現れる場所が交互に来る。このあたりのヤマメは体高のある幅広のひし形で、地元の釣り人はそれを猿ヶ石川らしい魚と呼んでいる。附馬牛の上流部にはキャッチアンドリリースの区間が設けられていて、フライフィッシングの釣り人が多く通う。早池峰神社の近くにある民宿わらべは、1980年代にフライフィッシングの草分けの書き手たちが通った釣り宿として知られ、遠野は東北の渓流フライフィッシングの原点のひとつとして語られることが多い。 遠野市街から田瀬湖までは流れが太くなり、5月から6月には田瀬湖から遡上してくる尺ヤマメや大イワナが狙われる。湖で育った40センチを超えるイワナの話は地元の釣り人のあいだで長く語り継がれている。田瀬湖の下流は本流釣りの区間で、ヤマメのほかにアユ、北上川から遡上するサクラマス、大型のニジマスも掛かる。田瀬ダムからの放水で水位が大きく変わるので、下流で釣るときは注意したい。流れは全体にゆったりしていて腰ほどの深さでも渡れる場所が多いが、山の中の区間ではクマの出没が多い。 支流には、遠野市街で合わさる早瀬川(その支流の猫川)、土淵から来る小烏瀬川(その支流の琴畑川)、附馬牛で合わさる荒川、田瀬湖の上流で合わさる小友川、田瀬湖の下流で合わさる達曽部川があり、それぞれ個別のページがある。このほか、ヤマメの川として知られる土倉川、宮守川、白土川、来内川、東禅寺川、滝川なども流れ込むが、釣りの記録が1つか2つしか見つからなかったので、個別のページは作っていない。 2025年から2026年にかけて、附馬牛の上流部に小水力発電所を建てる計画が持ち上がり、天然のイワナが育つ源流を守ろうと地元の住民や全国の渓流釣り愛好家から約3万筆の反対署名が集まった。事業者は2026年夏に計画の実施を見送ると市に伝えている。 福島県いわき市にも入遠野川という川があり、検索では「遠野」の語でそちらの釣行記が混ざるので注意。
管轄漁協:上猿ヶ石川漁業協同組合
支流・沢5
釣行記77
動画23
【渓流釣り】渇水の猿ヶ石川で本流から源流まで釣査してみたカフスの独り言(岩手の渓流エサ釣り・ベイト。気仙川の上流部と支流に通う。馬淵川上流・安比川支流・丹藤川にも。稗貫川と支流、根田茂川にも、豊沢川にも)




早春の猿ヶ石川の釣りyarororon
(本流)猿ケ石川 虹鱒 キャストしてすぐヒットHoid-fishing TV
(本流渓流)猿ケ石川 カーディフNS S54ULHoid-fishing TV
(本流)猿ケ石川 50cmニジマス バラしHoid-fishing TV
(本流)猿ケ石川 ヤマメHoid-fishing TV
(本流)遠野市猿ケ石川 ヤマメHoid-fishing TV



清流を求めて、、岩手県遠野市猿ヶ石川おおとも探訪記


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