渓流手帖

清水目川

青森県

野辺地川の上流部につけられた呼び名で、東北町の字清水目を流れる。源流から下って清水目ダムを抜け、添ノ沢・上清水目の集落のあたりまでがこの名で呼ばれる区間にあたり、その先は野辺地川になる。釣り場としてはこの水系でいちばん上流側で、山に囲まれた細い流れにイワナが着く。 清水目ダムは洪水調節だけを目的とした県営の重力式コンクリートダムで、堤の高さは33.5メートル、堤頂の長さは195メートル。1976年に着工して2000年に完成した。集める水の範囲は17平方キロと小さいが、野辺地の町を水害から守る要になっている。 ダムのすぐ下流に清水目ダムオートキャンプ場がある。十区画ほどのこぢんまりとした無料の場所で、炊事棟とトイレと展望台が備わり、おおむね七月から十月まで開く。周りを木々に囲まれて真夏でも涼しく、聞こえてくるのは川の瀬音と鳥とセミの声だけという静けさで知られている。このキャンプ場の脇を流れる区間に竿を入れて、尺に近いイワナを掛けた記録がある。キャンプのついでに短時間だけ釣る、という使い方ができる数少ない川である。 ダムより上流では北ノ股沢と心棒沢、さらにホズナシ沢へと分かれる。昭和10年、野辺地駅の南西にあった貯木場からこの川に沿って森林軌道が敷かれ、今のダム湖の底を通って北ノ股沢・ホズナシ沢のあたりまで延びていた。心棒沢へ向かう支線もあった。軌道は上北から持ってきた機関車で材を運び出していたが、今は林道の脇にレールを転用した柱が一本残るだけである。クマの出る山なので注意を促す看板が立っている。 検索するときの注意。「清水目ダム」で引くと記事のほとんどがキャンプ場の設営レポートになる。宮城県栗原市にも清水目という地名があり、鹿踊(ししおどり)の記事が混ざる。

管轄漁協:野辺地川漁業協同組合

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動画1

  • 清水目ダムキャンプ場は釣れるのか?【ここでまさかの尺イワナ?】
    うおとぶいろぐ【穴釣り師うおと】

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