渓流手帖

爪田沢

山形県

今野川の支流で、鶴岡市の羽黒町と櫛引にまたがる。名の意味がそのまま川の性格になっている川で、荘内地名辞典は爪田沢を冷た沢と読み解き、水温の低い渓流、遊佐町白井新田の冷沢の異形で爪田は当て字、山地によくある冷水沢と同じだと書き、今野川の支流で源流はたらのき代から研沢山にさかのぼる、と説明する。爪田川とも書かれる。入渓情報をまとめたサイトは、今野川との分岐点から二つの川に分かれるとして、堰堤が二か所あり上流の堰堤の上からの入渓になる、林道の記載は無いが上流の堰堤から源流までは地図上の計測で約4.0キロある、と書いている。実際の釣果も残っていて、2020年7月27日に鶴岡の釣具店のスタッフが入っている。今にも雨が降り出しそうだったので下流から釣り上がらず砂防ダムの脇へ直接入渓し、ルアーを四種類ローテーションしても反応が無かったが、水も濁っているのでシルエットを大きくしてアピールする作戦に切り替えたところ二投目でイワナが出た、というのがその日の記録で、16センチだった。制度の面ではこの沢は漁業権の外にある可能性が高い。赤川漁協の内共第15号は漁場の区域を京田川、藤島川およびそれらの支流までとしていて、小支流の語が無い。山形県の免許ではこの形が第20号から第24号にも見られ、本流に直接注ぐ支流までを漁場とする読み方になる。この読みでは、藤島川の支流である今野川と黒瀬川までが漁場に入り、今野川の支流にあたるこの沢は外になる。漁業権が無いことは何をしてもよいという意味ではなく、山形県漁業調整規則と水産資源保護法は県内のすべての河川に及ぶ。サケは周年採捕禁止で、海から戻ったサクラマスは9月1日から2月末日までが禁止、ヤマメとイワナは10月1日から翌年3月31日までが禁止で釣れるのは4月1日から9月30日まで、アユは11月1日から6月30日までが禁止になる。全長制限はヤマメ、イワナ、ニジマスが15センチ以下、ウナギが30センチ以下で、サクラマスやヤマメ、イワナ、ニジマス、サケ、カジカの卵を採ることも禁じられている。ただし今野川との分岐点は近く、境目の解釈は現場では曖昧になりやすいので、入る前に赤川漁協に確かめておくのが確実になる。

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釣行記2

釣り方:
  • 爪田川 イワナ16cm(2020年7月27日の釣果)
    つり具の上州屋 鶴岡店
    ルアー

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